会見後に握手を交わす左から小林氏、高橋氏、柳川氏

日歯会長予備選挙 立候補予定者3氏が共同会見

日本歯科医師会会長予備選挙立候補予定者3人の共同記者会見(歯科記者会主催)が7日、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷で開かれた。日歯元常務理事の小林慶太氏、日本歯科医師連盟会長の高橋英登氏、日歯副会長の柳川忠廣氏がそれぞれ立候補の理由や、短期・中長期的な目標などの質問に答えた。

「健康寿命をのばそう!アワード」 茨城県境町なかい歯科が「食育カフェ」が受賞

健康増進や生活習慣病予防として優れた取り組みを行う企業や団体、自治体を表彰する「第11回健康寿命をのばそう!アワード」(厚生労働省、スポーツ庁主催)で、茨城県境町のなかい歯科クリニック(中井巳智代院長)の口腔育成と食の大切さを学ぶ食育カフェ「Oyako食堂ごはんの樹」が母子保健分野の厚生労働省子ども家庭局長優秀賞(団体部門)に選ばれた。

日歯連盟政治セミナーで自民党副総裁の麻生太郎氏ら講演

日本歯科医師連盟(高橋英登会長)は2日、東京都千代田区のベルサール九段で第4回政治セミナーを開いた。「『主張』を『実現』させる組織になる」「確実に票読みができる体制を整え、各種選挙に確実に当選させ得る強い・勝つ組織になる」をコンセプトとしたもの。政治ジャーナリストの田﨑史郎氏が「岸田政権はどうなるか~日本政治の舞台裏」について、自由民主党副総裁で元内閣総理大臣の麻生太郎氏、自民党参議院幹事長代行の丸川珠代氏が講演。また、日歯連盟顧問で参議院議員の山田宏氏、比嘉奈津美氏がランチョンセミナーで話した(講演は非公開)。

令和4年薬価調査 乖離率の速報 歯科はマイナス4.3%

厚労省は、令和4年医薬品価格調査(薬価調査)の速報値を2日の中医協薬価専門部会で報告した。薬価と市場での取引価格との開きを表す平均乖離率は7.0%だったが、歯科用薬剤の乖離率はマイナス4.3%、特に歯科用局所麻酔剤はマイナス10.5%となっている。

九州、中国・四国地区歯役員連絡協 オン資など協議

九州、中国・四国地区歯科医師会役員連絡協議会が3日、松山市のANAクラウンプラザホテル松山で開かれた。日本歯科医師会と日本歯科医師連盟の会務報告、オンライン資格確認等に関する協議が行われたほか、次期日本歯科医師会監事選挙の候補者を九州地区から選出することが確認された。また次年度開催県は熊本となった。

東京デンタルフェスティバルで正しい口腔ケア紹介

東京都歯科医師会(井上惠司会長)とグラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン(本社・東京都港区、野上麻理社長)が4日、「これからはじめる口腔ケア~正しいセルフケアとプロフェッショナルケアを学ぼう」をテーマにオンライン上で東京デンタルフェスティバル2022を開催した。

9月の歯科診療所数 前月より4増加の6万7,759施設

厚労省の施設動態調査による令和4年9月末現在の歯科診療所数は全国で6万7,759施設で、前月より4増加した。

とろみ調整食品が食後血糖上昇を抑制-医科歯科大が研究で解明

誤嚥防止に用いられるキサンタンガム系とろみ調整食品が食後血糖の上昇を抑制すると動物実験で判明した。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科歯周病学分野の片桐さやか准教授、同大摂食嚥下リハビリテーション学分野の戸原玄教授、中川量晴准教授、長澤祐季大学院生の研究グループが同大認知神経生物学分野の上阪直史教授、東京慈恵会医科大学総合医科学研究センター分子遺伝学研究部の廣田朝光准教授と共同研究で解明した。

磁性アタッチメントのペースメーカーへの影響 日歯医学会が「考え方」に追記

日本歯科医学会(住友雅人会長)が、「磁性アタッチメントを支台装置とする有床義歯の診療に対する基本的な考え方」にペースメーカーへの影響を追記して1日に公開した。

「いい唾液の日」に唾液ケア研究会第1回学術集会

日本唾液ケア研究会(槻木恵一理事長)は、11月28日の「いい唾液の日」に合わせ、第1回学術集会を横浜市の神奈川県歯科保健総合センターとウェブ上で開かれた。歯科医療関係者のほか、言語聴覚士や栄養管理士など200人以上が参加した。

矯正歯科治療興味持つ理由「コンプレックス」8割

矯正治療に興味を持ったきっかけで最も多いのは、「自分の歯並びにコンプレックスがあった」8割-。イーライン矯正歯科(竹元京人理事長)が、7月12日から9月13日まで、初診相談を受けた男女153人に実施した調査結果によるもの。

広告規制・バーコード表示 説明-医機連

日本医療機器産業連合会(=医機連、三村孝仁会長)は11月29日、「広告規制・バーコード表示法制化に関する医機連の取り組み」と題したメディア向けセミナーをオンライン形式で開いた。同会法制委員会副委員長の矢吹宗男氏と企業倫理委員会副委員長の三苫真氏が「医療機器の広告規制に関する医機連の取り組みについて」を説明。

「今こそ女性歯科技工士を採用してみませんか?」の著者・岩崎氏に聞く

若者の歯科技工士離れによって、2000年頃まで72校あった歯科技工士養成機関は閉校が相次ぎ、2019年に50校を割った。そんな歯科技工士離れ解決の糸口になるような『今こそ女性歯科技工士を採用してみませんか?』(インターアクション刊)という本が出版された。著者は鹿児島で歯科医院を開業する岩崎由美氏。そして、そこに勤務する2人の歯科技工士が執筆に参加している。女性歯科技工士の存在は、スタッフ兼専門職としてマルチに活躍できる人材の「宝」と語る岩崎氏に、採用のきっかけや医院経営のメリットなどを聞いた。

トップランナーインタビュー/保健師から学ぶ患者の健康管理術

地域の健康課題へのアプローチが専門分野といえる行政の保健師として長く活躍、日本初のSNN(ソーシャルネットナース)である野原暁美氏に、歯科医師やデンタルスタッフが来院する患者さんの健康状態をいち早く見抜き、病気を未然に防ぐためのポイントを聞いた。

ライオンが「根面う蝕予防歯磨剤」の特許で「発明奨励賞」受賞

ライオン(本社・東京都墨田区、掬川正純社長)の「根面う蝕予防歯磨剤」と「高保湿タイプ液体皮膚洗浄剤」の特許が、発明協会(内山田竹志会長)主催の「令和4年度関東地方発明表彰」において「発明奨励賞」を受賞した。表彰式は11月18日に山梨県のベルクラシック甲府で行われた。