令和3年度指導・監査の返還金 歯科4億1,552万円

指導・監査で令和3年度に歯科医療機関が国に返還した金額は4億1,552万8千円で、前年度より1億2,038万5千円増だった。厚労省の「保険医療機関等の指導・監査等の実施状況」によるもので、内訳は「指導」が1億6,928万4千円(前年比2億7,989万円減)、「適時調査」が86万5千円(4千円増)、「監査」が2億4,537万9千円(1億5,950万1千円増)。

東京都港区がオン資導入を補助

東京都港区が、オンライン資格確認等システムの導入で国の補助上限額42.9万円を超える場合に最大10万円を助成する制度を立ち上げた。区内の医療機関や薬局が対象で16日から申請を開始している。

川本日学歯会長「今期で退任」-年頭の記者会見で考え明かす

日本学校歯科医会の川本強会長は、「今期を持って退任する」と次期会長予備選挙に立候補しない考えを示した。18日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた記者会見での年頭のあいさつで述べたもの。

日学歯会長予備選挙 柘植副会長が立候補を表明

日本学校歯科医会の会長予備選挙に、現副会長の柘植紳平氏が立候補することを表明した。18日の記者会見で、執行部内に立候補を予定している人はいないかとの質問があり、会見終了後に回答したもの。

医療・介護同時改定で意見交換会を提案-厚労省

令和6年度の診療報酬と介護報酬の同時改定に向けて、中医協と介護給付費分科会で具体的な検討をする前に、同時改定の議題に主に関係する委員による意見交換会が開催される。18日にオンライン上で開かれた中医協総会で厚労省から提案があったもので、3月以降、3回程度開かれる見込み。

都道府県歯会長予備選・岩手 現職の佐藤氏が無投票で当選

任期満了に伴う岩手県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が19日に締め切られ、現職の佐藤保氏が無投票で当選を決めた。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選・群馬 現職の村山氏が無投票で当選

任期満了に伴う群馬県歯科医師会の会長予備選挙で、6日に立候補届出が締め切られ、現職の村山利之氏が無投票で当選を決めた。
6月の総会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選・静岡 副会長の平野氏が無投票で当選

任期満了に伴う静岡県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が19日に締め切られ、現副会長の平野明弘氏が無投票で当選を決めた。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選・奈良 現職の末瀨氏が無投票で当選

任期満了に伴う奈良県歯科医師会の会長予備調査で、昨年11月9日に立候補届出が締め切られ、現職の末瀨一彦氏が無投票で当選した。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選・京都 現職の安岡氏が無投票で当選

任期満了に伴う京都府歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が14日に締め切られ、現職の安岡良介氏が無投票で当選した。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選・広島 現職の山﨑氏が無投票で当選

任期満了に伴う広島県歯科医師会の会長予備選挙で、昨年12月14日に立候補届出が締め切られ、現職の山﨑健次氏が無投票で当選した。
6月の代議員会終了後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選・山口 現職の小山氏が無投票で当選

任期満了に伴う山口県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が14日に締め切られ、現職の小山茂幸氏が無投票で当選した。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

愛知県歯とプロバスケチーム 冠試合でマウスガード提供の包括協定を締結

愛知県歯科医師会(内堀典保会長)とプロバスケットボールチームの名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(山下雄樹社長)は、歯の健康を広げる活動でさらなる連携を目指し、包括協定を締結した。協定は、11日にドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催された。

千葉県我孫子市長に歯科医の星野氏再選

歯科医師の星野順一郎氏が千葉県の我孫子市長選挙で5期目の再選を果たした。15日の告示日に立候補者が星野氏のみで無投票当選した。

「9歯以下で入れ歯なし」社会的孤立リスク高い-東北大学

歯が9本以下で入れ歯やブリッジを使用していない人は、6年後に社会的に孤立する可能性が約1.8倍高かった-。東北大学大学院医学研究科教授の小坂健氏、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科教授の相田潤氏らの研究グループが明らかにした。

エナメル質欠損に解熱剤が関与か

小児の歯に見られるエナメル質欠損(DED)の発生に、解熱抗炎症薬のNSAIDsが関与している可能性がある-。ブラジル・サンパウロ大学のJuliana de Lima Goncalves氏ら小児歯科学、薬学などの研究グループが雄のマウスで実験したもので、NSAIDs(セレコキシブとインドメタシン)を28日間投与した後に抜歯した歯は、カルシウムとリン酸塩のレベルが低下し、石灰化に影響が及んでいた。

VR技術等で歯科教育に革命を-板宮神歯大教授がツール・アプリを開発

神奈川歯科大学(櫻井孝学長)は、VR/AR、空間再現技術を用いて、歯や体の構造を3DCGで可視化する研究開発を行っている。すでに歯学部1年生の講義中や、2年生の解剖実習中、5年生の臨床実習中に歯の内部構造や体内の血管を立体的に見せるなど、学生の教育に役立てている。さらに昨年4月には、ARゴーグルや裸眼立体視ディスプレイに加えて単体で3D立体視を実現するノートパソコンも導入し、教育ツールや三次元アプリの開発を進めている。

令和3年歯科機材の国内生産金額「歯科用金属」93億4千万円

令和3年の医療機器全体の国内生産金額は2兆6,019億円で、前年に比べ8.4%(2,014億円)増加した。歯科は「歯科用金属」93億4,528万2千円がトップで、次いで「歯科用接着充填材料」30億8,190万4千円、「歯科用ユニット」16億3,762万9千円が続いた。厚労省がまとめた「令和3年薬事工業生産動態統計年報の概要」によるもので、昨年12月23日に公表している。

本社工場・A1工場でカーボンニュートラル達成-ナカニシ

ナカニシ(本社・栃木県、中西英一社長)は、同社の本社工場とA1工場で事業活動に伴う温室効果ガス排出量(Scope1・2)のカーボンニュートラルを達成し、第三者機関による保証報告書を受領したと昨年12月20日に発表した。

経営の中核機能スイスに移転-ジーシー

ジーシー(本社・東京都文京区、中尾潔貴社長)と同社グループは、2031年までの経営目標「Vision 2031」を策定し、グループの経営中枢をスイス(ルツェルン)のGC Internationalに置くと23日に発表した。

特集 歯科診療所を守るための防犯対策とは-東京都セキュリティ促進協力会に聞く

「防犯カメラや人感感知センサーなどを設置したからといって、不法侵入されないだろうと安心してはいけない」と語るのは、都内で錠前や防犯設備などを取り扱う事業者が加盟している東京都セキュリティ促進協力会の高尾祐之氏。歯科医院での防犯対策や侵入犯の狙いなどを同氏に聞いた。