日歯連盟次期会長立候補は太田謙司氏のみ

日本歯科医師連盟の次期会長と監事の推薦候補者の受付が2月28日に締め切られ、会長立候補者は副会長の太田謙司氏の1人だった。日歯連盟が1日に公表したもので、3月31日の第147回評議員会で第8号議案「次期日本歯科医師連盟会長及び監事の選出」として上程される。

コロナ5類移行で診療報酬を議論 特例措置見直しか

新型コロナウイルス感染症の類型が5類感染症に引き下げられることを踏まえて、診療報酬上の特例措置の在り方について、1日にオンライン上で開かれた中医協総会で議論があった。診療側委員は特例措置の継続を求め、日本歯科医師会常務理事の林正純委員も、「現在の感染予防策を緩和できる部分は少ない」との考えを示し、「コロナ特例については継続を強く要望する」と訴えた。一方で支払側委員からは、「5類への移行を一つの節目として、診療報酬の特例措置についても平時の姿に戻していくことが中医協に求められていると考える」とし、「一部の特例は残すにしても極めて限定的な対応とすべき」との意見があった。

マイナカードと保険証一体化を議論-社保審医療保険部会

社会保障審議会の第163回医療保険部会が2月24日、オンライン上で開かれ、「マイナンバーカードと健康保険証の一体化に関する検討会」中間とりまとめなどについて議論した。中間とりまとめでは、マイナンバーカードを申請から1週間以内に交付できる「特急発行・交付」の仕組み創設や、代理交付・申請補助等などの対応について記載されており、日本歯科医師会常務理事の林正純委員は、普及に向けた準備に理解を示した上で、医療情報等の慎重な取り扱いが必要として運用面の課題検討において速やかな情報共有を求めた。

都道府県歯会長予備選・福井 副会長の近藤氏が無投票で当選

任期満了に伴う福井県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が2日に締め切られ、副会長兼専務理事の近藤貢氏が無投票で当選した。6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選・三重 副会長の稲本氏が無投票で当選

任期満了に伴う三重県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が2日に締め切られ、副会長兼専務理事の稲本良則氏が無投票で当選した。6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選・滋賀 現職の中村氏が無投票で当選

任期満了に伴う滋賀県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が1日に締め切られ、現職の中村彰彦氏が無投票で当選した。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

口腔保健条例の文言に「オーラルフレイル」記載の府県が増加

歯科口腔保健推進条例に「オーラルフレイル」や「口腔健康管理」が盛り込まれている都道府県は年々増加している-。2月17日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた第135回都道府県会長会議で小玉剛常務理事が報告したもの。

公的医療給付の拡充などWHOの持続的行動を支持-FDI

世界歯科連盟(FDI)は2日、歯科口腔領域の公的医療給付の拡充など、世界保健機関(WHO)による口腔衛生の持続的な行動を支持するとの立場を表明した。

優良校や功労者、勤続会員など表彰-都学校歯科保健大会

東京都学校歯科医会(鈴木博会長)は、「学校と家庭が連携して行う児童生徒の歯・口の健康づくり」をテーマに第57回東京都学校歯科保健研究大会を2月16日にウェブで開催した。

12月の歯科診療所数 前月より70減少の6万7,614施設

厚労省の施設動態調査による令和4年12月末現在の歯科診療所数は全国で6万7,614施設で、前月より70減少した。

摂食嚥下障害の子供も楽しめる食事を開発-東京都・医科歯科大・東大

誰でも食事が楽しめるように開発された「インクルーシブフード」を摂食嚥下障害を持つ子供や家族などが試食した-。東京都と東京医科歯科大学、東京大学が共同で開発したもので、インクルーシブフード完成披露会を2月25日に東京都千代田区の「3×3 Lab Future」で開催した。

国内初の「摂食障害歯科外来」日歯大病院に開設

日本歯科大学附属病院に4月から日本初の摂食障害(拒食症・過食症)患者向けの歯科外来が開設される。

令和5年度事業計画を承認-日歯医学会第109回評議員会

日本歯科医学会(住友雅人会長)は2月24日、第109回評議員会をオンライン上で開いた=写真。議案では、令和5年度事業計画(活動計画)が原案通り承認。一般会務や学会理事の選任、専門・認定分科会の加入・登録申請に関する雑誌(機関紙)掲載論文の取り扱い内規などの報告があった。協議では、学会会務運営についての質疑応答が行われた。

会長賞7人の功績を称える-日歯医学会

令和5年度日本歯科医学会会長賞授与式が2月24日、オンライン開催の同学会第109回評議員会の中で行われ、研究や教育、地域歯科医療に貢献した7人の功績を称えた。

明海大学長に中嶌裕氏選任

明海大学(宮田淳理事長)は2月21日の理事会で、歯学部教授の中嶌裕氏を学長に選任した。
現学長の安井利一氏が3月末日で任期満了することに伴うもので、任期は4月1日から3年間。

令和4年11月の歯科医療費・社保 件数0.6%増、点数1.0%増

社会保険診療報酬支払基金による令和4年11月診療分の歯科の件数は1,308万6千件、点数は159億4,966万6千点で、前年同月に比べ件数は0.6%増加し、点数は1.0%増加した。

令和4年11月の歯科医療費・国保 市町村の金額4.7%減少

国保中央会がまとめた令和4年11月診療分の歯科医療費は市町村が581億円で、対前年同月比で4.7%減少。組合は48億円で0.9%減少。後期高齢者は609億円で2.6%増加した。

物価高騰などの影響で中止に-東北デンタルショー

今年開催予定だった「第29回東北デンタルショー(東北デンタルショー2023)」の中止が決まった。東北デンタルショー実行委員会が2月27日、関係者宛てに通知した。

東証グロースに上場グッピーズ 肥田義光社長に聞く

グッピーズ(本社・東京都新宿区、肥田義光社長)は昨年9月30日、東京証券取引所グロース市場に上場した。創業時から率いる社長の肥田氏に、起業から上場までの経緯、今後の展開などを聞いた。

大石泰正氏を偲ぶ-大榮歯科産業が「お別れの会」

昨年12月に逝去した大榮歯科産業前相談役の大石泰正氏(享年87歳)のお別れの会が2月22日、大阪市のリーガロイヤルホテル大阪で執り行われ、歯科関係者をはじめ150人以上が出席した。