日本歯科新聞

「該当者なし」を答申-日歯連盟・参院選候補者選考委員会

日本歯科医師連盟の参議院比例代表選挙候補者選考委員会は8月21日、4回目の会合を開き、次期参議院選挙候補者について「該当者なし」とする答申書をまとめ、永山一行会長に提出した。執行部は遅くとも来年3月までには候補者を決めたい意向だ。

混合診療解禁 厚労省は「不適当」

医療崩壊の解決策として規制改革会議が推進する混合診療解禁に対し、厚労省は8月12日、患者団体も反対しているなどとして、不適当との見解を示した。同会議は7月に公表した「中間とりまとめ」の中で混合診療問題について、遠隔医療の推進などを挙げ、その推進には混合診療禁止措置が障害となっていると主張。今回の厚労省の見解は同会議の「中間とりまとめ」に対するもの。

診療所点数が2%減-日医緊急レセ調査

日本医師会は8月6日、平成20年度診療報酬改定の影響を把握するため4月から6月分の緊急レセプト調査結果を発表した。調査は3,862診療所、367病院を対象に行われ、有効回答数は1,367診療所、185病院。総点数は前年同期比で診療所1.85%減少し、病院は0.68%増、全体では0.31%減少した。

全体、歯科とも金額・件数減-社保5月診療分

社会保険診療報酬支払基金による平成20年5月診療分の総計確定件数は6,872万9千件、金額7,598億7千万円で前年同月に比べ、件数は5.6%、金額は13.6%減少した。背景には今年4月から始まった長寿(後期高齢者)医療制度の影響が大きいことが予想される。歯科は878万7千件、778億8,400万円で、前年同月に比べ、件数は、金額ともに減少した。

2月7、8日に8カ所で試験-第102回歯科国試

第102回歯科医師国家試験が平成21年2月7、8日に実施される。合格者発表は3月27日午後2時、厚労省及び地方厚生局に掲示。試験地は北海道、宮城、東京、新潟、愛知、大阪、広島、福岡の8カ所。詳細は厚労省のホームページで確認できる。

過重労働での辞職・休職・死亡の医師 「周囲にいる」6割超

「周囲に過重労働が原因で辞職・休職・死亡した医師がいるか」との質問で、医療職の6割を超える人が「いる」と答えている。「勤務医の労働環境を考えるシンポジウム実行委員会」が、6月に開催したシンポジウムの参加者約300人を対象にした医療現場の過重労働に関するアンケートで分かった。

訪問看護等で日看が要望書-介護報酬改定

平成21年度介護報酬改定にかかわる要望書を日本看護協会が8月4日、厚労省に提出したと発表した。要望書では、介護保険対象者の安全・安心な在宅療養生活の継続を実現させるために、訪問看護必要者の適切な把握と療養継続のための相談・支援が確実に利用できる新たな仕組みを求めた。

採血用器具使いまわし 全国で1万3千施設

全国の病院や診療所で計1万3,125施設が採血用穿刺器具を複数人に使っていたことが、厚労省の調査で明らかになった。

6万7,981施設-20年4月歯科診療所数

厚労省の施設動態調査による平成20年4月末現在の歯科診療所数は全国で6万7,981施設となり、前月より53増えた。開設者別歯科診療所数の個人は前月より31増えて5万7,272施設、医療法人は1万57施設となっている。

20年度SCRP日本選抜大会 日大松戸歯5年生・會田さん優勝

全国の歯科大学・歯学部の学生が研究の実践発表能力を競う、平成20年度スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム(SCRP)日本選抜大会が8月20日、東京・市谷の新歯科医師会館で開かれた。14回目となる大会には全国歯科大学・歯学部29校中、18校の参加があり、日本大学松戸歯学部5年生の會田悦子さんが優勝した。2位は北海道医療大学歯学部5年生の眞島いづみさん、3位は東京歯科大学5年生の山崎加惠さん。

北海道デンタルショー 約3千人が来場

2008北海道デンタルショーが8月23、24の両日、札幌市の札幌パークホテルで開かれ、約3千人が来場した。テーマは「お口は健康の入り口」で、105社が出展。来場者の内訳は、歯科医師1,210人、歯科技工士454人、歯科衛生士・助手1,024人、学生・一般210人。なお、「健口北海道を創ろう」をテーマに北海道歯科学術大会が併催された。

ジーシーアサヒ 創業60周年で記念式

ジーシーアサヒは創業60周年記念式を8月1日、同社で開いた。若月社長はあいさつで、記念事業として「人工歯の原点は陶歯。人工歯のジーシーアサヒとしてその歴史と伝統ある陶歯製造技術を恒久的に保存継承していくためのシンボルとして伝承館を設立する」と発表した。

気になる生活習慣病で日臨矯が調査 歯周病が第2位

気になる生活習慣病として、「歯周病」はトップの「肥満」に次いで高かった-。日本臨床矯正歯科医会)が8月8日の歯並びの日に合わせて行ったインターネット調査で明らかになったもの。また、80歳で20本の歯が残っていると思うかとの質問では7割近くの人が「思わない」と答え、自分の歯に不安を抱く人が多いことが分かった。

厚労省が20年版白書

厚労省は8月5日、平成20年版厚生労働白書を発表した。白書は2部構成で社会保障制度の現状などを分かりやすく説明し、今後の社会保障を構築する視点を示している。第1部は「生涯を通じた自立と支えあい-暮らしの基盤と社会保障を考える」がテーマで、第2部では19年度の厚労行政を報告している。

厚生労働副大臣 鴨下氏と渡辺氏

福田改造内閣の厚生労働副大臣に鴨下一郎衆議院議員と渡辺孝男参議院議員が8月5日、就任した。また、厚生労働大臣政務官に金子善次郎衆議院議員と戸井田とおる参議院議員が決まった。

栃木県歯科医師会会長 新井武氏死去

栃木県歯科医師会会長の新井武(あらい・たけし)氏は8月5日、死去した。80歳。昭和3年生まれ。日本大学専門部歯科(現日大歯学部)卒。平成9年から同県歯会長、日歯代議員。

46都道府県に共済制度あり

 「共済制度」を持つ歯科医師会は46都道府県あることが、日本歯科医師会が実施したアンケート調査で分かった。

金パラの価格で日歯に要望

兵庫県歯科医師会は歯科鋳造用金銀パラジウム合金の材料価格について厚労省と交渉するよう日歯に求める要望書を7月23日、提出した。

日本健康医療学会が発足

疾病の治療から予防、予防から健康維持、増進へと社会の関心が高まる中、医師と歯科医師、医療関係者が集う日本健康医療学会が発足し、10月26日に東京都千代田区のグランドプリンスホテル赤坂で設立記念大会を開催する。

カニで歯槽骨再生-井上北大教授らが研究進める

北海道大学大学院歯学研究科の井上農夫男教授らの研究グループは、カニ甲羅由来のキトサンとハイドロキシアパタイト結晶をナノレベルで複合化し、新たな骨再生足場材料の合成に成功した。

顎関節症 音で正確に診断

超小型マイクやICレコーダーなどを使い、顎関節症を音で診断する装置とシステムを大阪市開業の岸上尚司氏が開発した。

私立歯科大・歯学部 入学者は定員の84%、学部系統別で最低水準に

平成20年度の私立歯科大学・歯学部17校の合計入学者数は1,850人で、定員総数の84.28%。日本私立学校振興・共済事業団私学経営情報センターが7月30日にホームページ上に公開した平成20年度私立大学・短期大学等入学志願動向によるもの。

AED2万台自主回収

駅や公共施設等、そして歯科診療所においても全国的に設置が進むAED(自動体外式除細動器)で、日本メドトロニック(本社・東京都港区、島田隆社長)の販売する「ライフパックCR Plus」に、海外で点検中に電源が入らなくなるという事例が3件確認された。同社は7月29日、2万682台を自主回収すると発表した。当該ロットは同社ホームページ(http://www.medtronic.co.jp/)や医薬品医療機器情報機構(PMDA)の情報提供ページ(http://www.info.pmda.go.jp/)で調べられる。問い合わせは同社フリーダイヤル0120-715-545まで。

日歯主導型レセコン開発事業-3者まで絞り込み

日本歯科医師会主導型レセコン開発事業で日歯は1次選定を通過した5者から2次選定で3者まで絞り込んでいたことが本紙の調べで分かった。今後、3者から8月中旬に再度、ヒアリングを行った上で、1者に絞り込む。

歯科疾患総合指導料 6割強が届出

厚労省は診療報酬算定の施設基準の届出状況(平成19年7月1日現在)を7月16日に開かれた中医協に報告した。歯科関連では、20年度改定で統合された歯科疾患総合指導料は、4万3,270施設。7月末の医療施設動態調査では歯科診療所数は6万7,735施設で、同指導料は6割強の医院が届出している計算となる。

11月11日は「介護の日」

厚労省は「11月11日」を「介護の日」とすることを決めた。7月27日に開かれた「福祉人材フォーラム」で舛添要一厚生労働大臣が発表した。同省では、地方公共団体や関係団体、関係する事業者等と連携し、この日を中心に介護の意義や重要性の周知・啓発活動を行うとしている。

故井上氏を偲び1,500人参列-自民、東歯大らの合同葬儀

東京歯科大学理事長や参議院議長を務め、6月22日に死去した井上裕氏の自民党、同大学、井上家による合同葬儀が7月31日、東京都港区の青山葬儀所で執り行われた。政界、歯科関係者ら1,500人以上が参列した。葬儀委員長は元首相で元自民党総裁の森喜朗氏、副委員長は同大学長の金子譲氏、妻の芳枝さん。また葬儀前、関係者から天皇陛下より祭粢料が伝達され、祭壇に供えられたことが報告された。

「年金機構」の基本計画決定-政府

政府は7月29日、社会保険庁を解体し、2010年1月から発足する「日本年金機構」の業務運営に関する基本計画を閣議決定した。

歯科、金額が1.5%増-支払基金4月分

社会保険診療報酬支払基金による平成20年4月診療分の総計確定件数は6,775万4千件、金額7,480億7千万円。歯科は862万件、786億7,100万円で、前年同月に比べ、件数、金額は増えた。

出生数が前年同月より減少-5月の人口統計

平成20年5月の国内出生数は9万4,474人で、前年同月よりも1,462人少なかった。「人口動態統計速報」によるもので、死亡数は9万2,769人で1,350人増え、自然増加では2,812人減った。

男女とも平均寿命過去最高

平成19年の日本人の平均寿命は男性が79.19歳、女性85.99歳で、前年に比べ0.19年、0.18年それぞれ延びた。また、各年齢の平均余命は前年に比べ男女とも全年齢で上回った。厚労省が7月31日に発表した「平成19年簡易生命表」による。

舛添厚労相が留任

福田内閣改造に伴い8月1日、厚労相の留任が決まった舛添要一氏は同日夜、厚労省内で会見し「福田首相から『五つの安心プラン』の着実な実行の指示があった」と述べた。

21年度予算シーリングの社会保障費 2,200億円削減を了承

政府は7月29日、臨時閣議を開き、平成21年度予算の大枠となる概算要求基準(シーリング)について、一般歳出の上限は前年度当初予算と比較して5,600億円増となる47兆8,400億円を了承した。厚労省が所管する関係では、医療や年金など社会保障費は、自然増8,700億円に対し2,200億円圧縮し、6,500億円の増額が認められた。

「極めて遺憾」-シーリングに日医が見解

日本医師会は7月30日、来年度予算のシーリングで社会保障費2,200億円の圧縮を了承した政府に対し「極めて遺憾」とする見解を発表した。

参院選に向け7人のヒアリング実施-日歯連盟委員会

日本歯科医師連盟は7月30日、第3回目の参議院比例代表選挙候補者選考委員会を開き、出馬の意向を示した7人からのヒアリングを実施した。

五つの安心プラン策定-厚労相が説明

舛添要一厚労相は7月29日、閣議後の会見で、政府が発表した「社会保障の機能強化のための緊急対策(五つの安心プラン)」の厚労省が担当する課題について説明した。

「歯科診療権の拡大」-医師が日本歯科心身医学会で提案

医科の講義と実習を充実させ、歯科医師の診療権を拡大する必要があるのではないか-。「診療内科からみた口腔心身症の臨床的考察と口腔医学の重要性」をテーマに講演した東北福祉大学心身医学研究室教授の杉本是明氏は、歯科医師に口腔心身症の主体的な診療権を復活させるために必要なものとして私見を述べた。講演は7月19、20の両日に開かれた第23回日本歯科心身医学会学術大会で行われたもの。