日本歯科新聞デジタル版を読む        

比嘉奈津美氏が参議院議員に

 

第25回参議院選挙で次点だった比嘉奈津美氏が、21日付で参議院議員に繰り上げ当選した。20日に「令和元年7月21日執行の参議院比例代表選出議員選挙における欠員による繰上補充の選挙会」で決定したもので、21日に東京都千代田区の総務省で当選証書付与式が行われた。

「オン資」準備完了の歯科医院は4,110施設

 

オンライン資格確認システム(オン資)導入の準備が完了している歯科診療所は4,110施設で全歯科診療所の5.8%、すでに運用している歯科診療所は1,950施設(同2.8%)ある。厚労省が示した10日時点での状況によるもので、顔認証付きカードリーダーの歯科診療所の申込数は3万4,364施設(48.4%)。

衆議院選挙で歯科医7人が立候補

 

第49回衆議院議員総選挙で、少なくとも歯科医師7人が立候補している。

日本歯科医師連盟が推薦しているのは、比例北海道ブロックの渡辺孝一氏(前衆議院議員)、比例東京ブロックの伊藤智加氏(日本大学歯学部専任講師)、比例東海ブロックの岡本康宏氏(元小牧市民病院歯科口腔外科部長)の3人でいずれも自民党から。

日歯への要望を議論 医科歯科格差への対応求める—関東地区歯役員連絡協

 

令和3年度関東地区歯科医師会役員連絡協議会が21日、オンライン上で開かれた。メインテーマは「新しい時代の新しい歯科医療を創る」。第1分科会「新型コロナウイルス感染症によって歯科界は変化せざるをえなかったが、どのような対応をして、収束後はどのようにしたら良いか」と第2分科会「コロナ禍を経験して今後の社会保険の展望」で1都7県の取り組み状況の確認や議論を実施。全体協議会では、日本歯科医師会への要望書案について協議した。要望書は細かい調整の上で後日、日歯に提出される。

次期改定に向け外来診療を議論—中医協総会

 

中医協の第491回総会が20日、オンライン上で開かれ、次期診療報酬改定に向けて「外来(その2)」を議論した。①「かかりつけ医機能」、②「小児におけるかかりつけ医機能」、③「医療機関間の連携について」、④「生活習慣病管理」、⑤「耳鼻咽喉科診療」の論点が示された。

優良校89校を表彰—全国学校歯科保健研究大会

 

第85回全国学校歯科保健研究大会が21日、ウェブ上で「『生き抜く力』をはぐくむ歯·口の健康づくりの展開を目指して─学校での新しい生活様式」のテーマで開催された。主催は日本学校歯科医会(川本強会長)、東京都学校歯科医会(鈴木博会長)、日本学校保健会(中川俊男会長)、文部科学省。

フッ化物洗口で消毒液を誤配布—新潟市の小学校

 

新潟市教育委員会は13日、市立内野小学校でフッ化物洗口の際に誤って手指消毒用のアルコールを配布し、児童24人が洗口に使用したと発表した。一部報道によれば、配布された消毒液のアルコール度数は67.89%だったという。

新型コロナワクチン長期的な効果を検証—イスラエル

 

イスラエルは、高いワクチン接種率にもかかわらず、COVID-19の発生率が増加傾向にある。同国の研究者らが、ワクチン接種による免疫効果の長期的変動に関するコホート研究を実施。BNT162b2(ファイザー)ワクチンの2回目接種から6カ月後、液性免疫が男性、65歳以上、免疫抑制状態のヒトで大幅に低下したことが分かった。

新歯科健診システム事業は大学生や健保組合が対象—都歯

 

東京都歯科医師会(井上惠司会長)は、令和5年度に新規事業として計画している「新歯科健診システム事業」に向けて、検討中の四つの柱となる事業を紹介した。在京大学生や、九つの健康保険組合の被保険者、約600の都内健康保険組合の被保険者、全国健康保険協会(東京支部)の被保険者への無料歯科健診を考えている。21日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた記者会見で報告したもの。

FDI新会長「口腔健康格差の是正に取り組む」

 

世界歯科連盟(FDI)の新会長として9月29日より会務に当たっているIhsane Ben Yahya氏は同日、FDIニュースレターで談話を発表した。同氏はモロッコ出身で、初のアフリカ大陸から選出されたFDI会長となる。任期は2023年までの2年間。

災害等に備えBCPを模索—医業経営コンサル学会

 

「備えあれば憂いなし―地域包括ケアシステムを担保するBCPをめざす」をテーマに第25回日本医業経営コンサルタント学会福島大会(永山正人学会長)が14日から11月30日までウェブ開催している。主催は学会長の永山氏が会長を務める日本医業経営コンサルタント協会。

DXと口臭に焦点—私立歯科大学協会プレスセミナー

 

日本私立歯科大学協会(三浦廣行会長)は22日、歯科の役割の大きさや魅力などについて情報発信する第12回歯科プレスオンラインセミナーを開いた。東京歯科大学の片倉朗教授が「Society5.0時代の歯科医療におけるDX」、松本歯科大学の亀山敦史教授が「コロナ禍のマスク生活で気になる口臭の仕組みと対策」をテーマに講演した。

30代以上「高血糖」は「歯の数 少ない」—滋賀医科大らの研究で明らかに

 

 30代以上では、HbA1c値や空腹時血糖値が高いほど歯の本数が少なく、高血糖と喫煙の条件が重なると歯の喪失リスクが高まる-。滋賀医科大学の前川聡教授、森野勝太郎准教授の研究グループとサンスターの共同研究によるもの。

鈴木英二氏が理事長に就任—東日本学園

 

北海道医療大学を運営する東日本学園の理事長に鈴木英二氏が1日付で就任した。9月30日の理事会で決定したもので、任期は2022年3月22日まで。

咬合の影響など考察—口腔筋機能療法学会

 

日本口腔筋機能療法学会(高橋治会長)は、第8回学術大会(舩木純三大会長)を13、14の両日、東京都千代田区の有楽町朝日ホールとウェブ上で開催した。「MFTのエビデンスを求めて」をテーマに特別講演や教育講演、一般口演、シンポジウムなどが行われた。

学術大会で「食を考える」—咀嚼学会

 

「"食"を考える」をテーマに日本咀嚼学会(志賀博理事長)が第32回学術大会(大川周治大会長)を2日から29日までウェブで開催している。

世界の歯科用機器市場 2030年には131億ドルに

 

「歯科用機器」の世界市場予測で、市場規模は2022年の56億ドルから8年後の30年末までに2.3倍の131億ドルに達する-。Kenneth Research(本社·アメリカ、ニューヨーク州)が発表したもので、年平均成長率は13%と予測している。

歯ブラシ用滅菌器市場 年17%ずつ成長

 

歯ブラシ用滅菌器の世界市場は、2021~27年までに17.4%の年平均成長率で、27年に2億2,008万ドルに達すると予測—。米市場調査会社のReport Ocean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。20年の市場規模は約7,160万ドル。

特集「ホワイトニングの現状と展望」

 

コロナ禍で医科歯科問わず受診控えが起こっている中、むしろニーズが増えた可能性がある分野の一つにホワイトニングがある。一方で日本において国民、術者側の双方にホワイトニングが根付いているとは言い難い状況もある。「歯科界で10年ごとに起こっているホワイトニングの第3の波が間もなく到来するかもしれない」と語る日本大学歯学部の宮崎真至教授に、同分野の現状や展望などについて聞いた。

グッドデザイン賞2021で歯科8製品が受賞

 

2021年度のグッドデザイン賞の受賞結果が20日に発表され、国内の歯科·口腔ケア関連では8点が受賞した(日本歯科新聞調べ)。 今年の審査対象数は前年より1,066件多く過去最多の5,835件、受賞数は前年より213件多い1,608件だった。今年度を代表する「グッドデザイン大賞」は11月2日に発表される予定。

医院検索サイト開設 掲載医院の募集開始—RAQ

 

貴金属のリサイクル事業を行うアール·エー·キュー(=RAQ、本社·京都市、伊藤晴康社長)は、インターネットから予約できる歯科医院検索サイト「らくらく歯医者さん検索」を開設し、10月1日から掲載医院を募集している。

製品の自主回収で再発防止策を公表—マニー

 

マニー(本社·栃木県、齊藤雅彦社長)は、同社製品の一部の自主回収を進めていることに伴い、再発防止策の概要を1日に発表した。

「金パラ」等歯科用貴金属 1月からの告示価格は据え置き

 

歯科鋳造用金銀パラジウム合金を含む歯科用貴金属の告示価格は、来年1月の「随時改定Ⅱ」による変更はなく、全ての品目で据え置きとなる。13日の中医協総会で報告があった。

衆議院選挙 渡辺氏は自民党公認、長谷川氏は立憲民主党公認

 

衆議院が14日に解散し、総選挙が19日告示、31日に投開票の日程で行われる。

第1回WGでは、座長に埼玉県立大学理事長の田中滋氏を選出。開催概要や、今後の進め方について確認した。

医療·福祉関係者が集会で診療報酬引き上げ、処遇改善など要望

 

「♯いのちまもる 医療·社会保障を立て直せ!10·14総行動」が14日、東京都千代田区の日比谷野外音楽堂とオンライン上で開かれた。主催は、医療·福祉に関わる団体で作った実行委員会で、集会では診療報酬の大幅な引き上げを含む四つのスローガンを盛り込んだアピール文が採択された。

次期改定に向け在宅医療を議論—中医協総会

 

中医協の第490回総会が13日、オンライン上で開かれ、次期診療報酬改定に向けて「在宅(その2)」の議論が行われた。 8月に行われた「在宅(その1)」の意見なども踏まえ、①「継続診療加算について」、②「在宅療養支援診療所及び在宅療養支援病院について」、③「外来を担当する医師と在宅を担当する医師の連携について」、④「在宅ターミナルケア加算について」の論点が示された。

足利セラミックラボラトリ—新社屋完成

 

足利セラミックラボラトリー(宗村政明社長)の新社屋が完成し、歯科技工物のより良いサービスの提供、さらなる歯科医療業への貢献を目指し、令和3年9月から業務を開始している。新社屋は群馬県太田市東新町714にあり、敷地面積は3844.68㎡(1163.0坪)、床面積は1387.35㎡(419.6坪)。

医療機関の税制で提言—日本医業経営コンサルタント協会

 

日本医業経営コンサルタント協会(永山正人会長)は14日、東京都千代田区のホスピタルプラザビルで記者発表会を開き、「医療機関等における税制のあり方に関する提言」について公表した。同提言は、充実した医療·介護提供体制の確立と医業経営安定化の目的で平成22年度から行っており、今回で10回目。①「医療法人·個人立医療機関の承継税制等の整備」、②「医師の勤務環境改善支援のための税制措置創設」、③「医療及び介護に係る控除対象外消費税問題の抜本的解決」、④「新型コロナウイルス感染症に関する税制措置」の四つを提言している。

「イレバ」の日に歯や義歯を供養—愛知県歯科保険医協

 

歯や義歯などを供養する「歯の供養祭」を愛知県保険医協会歯科部会(大藪憲治部会長)が8日、名古屋市の覚王山日泰寺で開いた。

政府の健康·医療戦略やデータ利活用など解説—医療経済フォーラム·ジャパン

 

医療経済フォーラム·ジャパン(中村洋会長)は14日、東京都江東区の東京イースト21で第19回公開シンポジウムを開催した。昨年は、コロナ禍で開催できなかったが、感染対策を講じた上で、オンライン併催により2年ぶりに再開した。

⑪ 人生100年時代のカリエスマネジメント—ヘルスケア歯科学会がミーティング

 

「人生100年時代のカリエスマネジメント」をテーマにした日本ヘルスケア歯科学会(杉山精一代表)のヘルスケアミーティング2021が10日、東京都墨田区の国際ファッションセンタービルとウェブ上で開催された。

⑫ コロナ時代の口腔保健に焦点—近畿·中国·四国口腔衛生学会

 

「地域住民の健康寿命を延伸する~ウィズコロナ時代の口腔保健」をテーマに、第32回近畿·中国·四国口腔衛生学会総会(安岡良介大会長)が3日、オンライン上で開かれた。主催は京都府歯科医師会と大阪歯科大学。これまで主催は歯科医師会か大学のいずれかが担当していたが、今年度から共催の形となった。

小児の口腔機能発達トレーニングDVD—THDC合同会社が提供へ

 

小児の運動機能、口腔機能の正しい発達を促すための、多職種連携の総合的なトレーニングを開発·実践しているTHDC合同会社(本社·愛知県豊橋市、堀尾麻衣CEO)は、関連の高師ほんごう歯科クリニック(豊橋市、田中文治院長)で実施してきたSHISEIアカデミーでのトレーニング内容をDVDとテキストにより、どこでも実践できるキット『SHISEI Box』として10月下旬以降に提供を始める。

コロナ感染症の診断·予防に焦点—歯科基礎医学会第63回学術大会

「歯科基礎医学、再生から進化へ」をテーマにした歯科基礎医学会(井上富雄理事長)の第63回学術大会(松尾雅斗大会長)がウェブ上で開かれ、9日から11日までライブ配信、17日までオンデマンド配信された。

学術大会で小児歯科医バンク紹介—日歯医学会

 

小児歯科医バンクは、産休や育休中、介護や自身の病気·療養などで短期間代わりに働いてくれるスポット雇用を探すことができ、復帰場所の確保につながる。日本歯科医学会の第24回学術大会で「未来の歯科医療の担い手である女性歯科医の育成と支援に向けて~日本小児歯科学会女性小児歯科医委員会の取組み」と題して講演した福岡歯科大学講師の馬場篤子氏が紹介した。

ヒト常在菌データ解析フレームワークを開発—早大·細川 准教授ら

ヒト常在菌を培養することなく、細菌群集から細菌株ごとのゲノムを一挙に取得、解析するフレームワークが開発された-。早稲田大学理工学術院の細川正人准教授らの研究グループは、腸内細菌、皮膚常在菌などのヒト常在菌を単離培養することなく分析し、多様な細菌株のゲノムを正確かつ網羅的に獲得する「シングルセルメタゲノミクス」を実現するフレームワーク「Single Linker」を開発。専門学術誌『Microbiome』10月12日に論文掲載した。

がん関連線維芽細胞 口腔がんの進展に関係

 

口腔がんの進展には、がん関連線維芽細胞(CAF)の存在が大きく関係している-。新潟大学大学院の羽賀健太氏と同大学院講師の山崎学氏、教授の田沼順一氏らの研究グループが明らかにしたもので、CAFを標的とした新規治療法開発への応用に期待がかかる。

日本デンタルショー2021 公式SNSを開設

 

日本デンタルショー2021準備委員会は、来年3月4~6の3日間に延期となった「日本デンタルショー2021」の開催に向け、公式SNSを開設した。リモート会議などを活用し、公式ホームページの再開に向けた準備も進めているという。

医療情報システム安全管理で勉強会—歯科コンピュータ協会

 

日本歯科コンピュータ協会(山中一剛会長)が7日、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」をテーマに勉強会を開いた。同会会員だけでなく、日本歯科商工協会傘下の他団体からも募り、オンライン形式で約100人が参加した。

歯科用消耗品市場 年6%ずつ成長で2030年に947億ドル

 

歯科用消耗品の世界市場は、2022~30年末までに947億ドルに達し、6%の年平均成長率を予測-。Kenneth Research(本社·アメリカ、ニューヨーク州)が発表したもの。

ソルビトール市場 2020年は13億5千万ドル、27年まで年4.5%以上の成長予測

 

ソルビトールの世界市場は、2021~27年までに4.5%以上の年平均成長率を予測-。米市場調査会社のReportOcean(本社·アメリカ、ミシガン州)が発表したもの。20年のソルビトールの市場規模は13億5千万ドル。

ロシア製歯磨剤「R.O.C.S」歯科専売に本格参入

 

世界50カ国で販売されているロシアNo.1ブランドの天然素材歯磨剤「R.O.C.S」が、日本の歯科専売市場に本格参入する。

グループ2社を吸収合併—長田電機工業

 

長田電機工業(本社·東京都品川区、長田吉弘社長)は16日、グループ会社のオサダメディカル、オサダサービスを吸収合併した。

使用済み歯ブラシ回収し歯ブラシケースに再生—東横イン

 

東横イン(本社·東京都大田区、黒田麻衣子社長)は、歯ブラシを含む使用済みのプラスチック製アメニティの回収を日本国内の東横INN全店(宿泊療養施設として貸出中のホテルを除く)で10月1日から開始している。

歯科医師で衆議院議員だった北海道の渡辺孝一氏は自民党から比例代表で、長谷川嘉一氏は立憲民主党から群馬3区でそれぞれ公認を受けている。

ウェブで「歯と口の健康シンポジウム」—日歯

 

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は13日、歯と口の健康シンポジウム2021「健康で豊かな人生を歩むための口腔健康管理」をウェブで開催した。国民に口腔健康管理の重要性を伝える目的で1996年から行っているイベントで、今回で26回目。

在宅医療及び医療·介護連携 第1回WG—佐藤日歯副会長が参加

 

第1回在宅医療及び医療·介護連携に関するワーキンググループ(WG)が13日、オンライン上(主婦会館プラザエフ)で開かれた。第8次医療計画での在宅医療及び医療·介護連携の体制整備の取り組みについて検討するもので、日本歯科医師会からは佐藤保副会長が構成員として参加している。

第1回WGでは、座長に埼玉県立大学理事長の田中滋氏を選出。開催概要や、今後の進め方について確認した。

医療·福祉関係者が集会で診療報酬引き上げ、処遇改善など要望

 

「♯いのちまもる 医療·社会保障を立て直せ!10·14総行動」が14日、東京都千代田区の日比谷野外音楽堂とオンライン上で開かれた。主催は、医療·福祉に関わる団体で作った実行委員会で、集会では診療報酬の大幅な引き上げを含む四つのスローガンを盛り込んだアピール文が採択された。

次期改定に向け在宅医療を議論—中医協総会

 

中医協の第490回総会が13日、オンライン上で開かれ、次期診療報酬改定に向けて「在宅(その2)」の議論が行われた。 8月に行われた「在宅(その1)」の意見なども踏まえ、①「継続診療加算について」、②「在宅療養支援診療所及び在宅療養支援病院について」、③「外来を担当する医師と在宅を担当する医師の連携について」、④「在宅ターミナルケア加算について」の論点が示された。

足利セラミックラボラトリ—新社屋完成

 

足利セラミックラボラトリー(宗村政明社長)の新社屋が完成し、歯科技工物のより良いサービスの提供、さらなる歯科医療業への貢献を目指し、令和3年9月から業務を開始している。新社屋は群馬県太田市東新町714にあり、敷地面積は3844.68㎡(1163.0坪)、床面積は1387.35㎡(419.6坪)。

医療機関の税制で提言—日本医業経営コンサルタント協会

 

日本医業経営コンサルタント協会(永山正人会長)は14日、東京都千代田区のホスピタルプラザビルで記者発表会を開き、「医療機関等における税制のあり方に関する提言」について公表した。同提言は、充実した医療·介護提供体制の確立と医業経営安定化の目的で平成22年度から行っており、今回で10回目。①「医療法人·個人立医療機関の承継税制等の整備」、②「医師の勤務環境改善支援のための税制措置創設」、③「医療及び介護に係る控除対象外消費税問題の抜本的解決」、④「新型コロナウイルス感染症に関する税制措置」の四つを提言している。

「イレバ」の日に歯や義歯を供養—愛知県歯科保険医協

 

歯や義歯などを供養する「歯の供養祭」を愛知県保険医協会歯科部会(大藪憲治部会長)が8日、名古屋市の覚王山日泰寺で開いた。

政府の健康·医療戦略やデータ利活用など解説—医療経済フォーラム·ジャパン

 

医療経済フォーラム·ジャパン(中村洋会長)は14日、東京都江東区の東京イースト21で第19回公開シンポジウムを開催した。昨年は、コロナ禍で開催できなかったが、感染対策を講じた上で、オンライン併催により2年ぶりに再開した。

⑪ 人生100年時代のカリエスマネジメント—ヘルスケア歯科学会がミーティング

 

「人生100年時代のカリエスマネジメント」をテーマにした日本ヘルスケア歯科学会(杉山精一代表)のヘルスケアミーティング2021が10日、東京都墨田区の国際ファッションセンタービルとウェブ上で開催された。

⑫ コロナ時代の口腔保健に焦点—近畿·中国·四国口腔衛生学会

 

「地域住民の健康寿命を延伸する~ウィズコロナ時代の口腔保健」をテーマに、第32回近畿·中国·四国口腔衛生学会総会(安岡良介大会長)が3日、オンライン上で開かれた。主催は京都府歯科医師会と大阪歯科大学。これまで主催は歯科医師会か大学のいずれかが担当していたが、今年度から共催の形となった。

小児の口腔機能発達トレーニングDVD—THDC合同会社が提供へ

 

小児の運動機能、口腔機能の正しい発達を促すための、多職種連携の総合的なトレーニングを開発·実践しているTHDC合同会社(本社·愛知県豊橋市、堀尾麻衣CEO)は、関連の高師ほんごう歯科クリニック(豊橋市、田中文治院長)で実施してきたSHISEIアカデミーでのトレーニング内容をDVDとテキストにより、どこでも実践できるキット『SHISEI Box』として10月下旬以降に提供を始める。

コロナ感染症の診断·予防に焦点—歯科基礎医学会第63回学術大会

「歯科基礎医学、再生から進化へ」をテーマにした歯科基礎医学会(井上富雄理事長)の第63回学術大会(松尾雅斗大会長)がウェブ上で開かれ、9日から11日までライブ配信、17日までオンデマンド配信された。

学術大会で小児歯科医バンク紹介—日歯医学会

 

小児歯科医バンクは、産休や育休中、介護や自身の病気·療養などで短期間代わりに働いてくれるスポット雇用を探すことができ、復帰場所の確保につながる。日本歯科医学会の第24回学術大会で「未来の歯科医療の担い手である女性歯科医の育成と支援に向けて~日本小児歯科学会女性小児歯科医委員会の取組み」と題して講演した福岡歯科大学講師の馬場篤子氏が紹介した。

ヒト常在菌データ解析フレームワークを開発—早大·細川 准教授ら

ヒト常在菌を培養することなく、細菌群集から細菌株ごとのゲノムを一挙に取得、解析するフレームワークが開発された-。早稲田大学理工学術院の細川正人准教授らの研究グループは、腸内細菌、皮膚常在菌などのヒト常在菌を単離培養することなく分析し、多様な細菌株のゲノムを正確かつ網羅的に獲得する「シングルセルメタゲノミクス」を実現するフレームワーク「Single Linker」を開発。専門学術誌『Microbiome』10月12日に論文掲載した。

がん関連線維芽細胞 口腔がんの進展に関係

 

口腔がんの進展には、がん関連線維芽細胞(CAF)の存在が大きく関係している-。新潟大学大学院の羽賀健太氏と同大学院講師の山崎学氏、教授の田沼順一氏らの研究グループが明らかにしたもので、CAFを標的とした新規治療法開発への応用に期待がかかる。

日本デンタルショー2021 公式SNSを開設

 

日本デンタルショー2021準備委員会は、来年3月4~6の3日間に延期となった「日本デンタルショー2021」の開催に向け、公式SNSを開設した。リモート会議などを活用し、公式ホームページの再開に向けた準備も進めているという。

医療情報システム安全管理で勉強会—歯科コンピュータ協会

 

日本歯科コンピュータ協会(山中一剛会長)が7日、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」をテーマに勉強会を開いた。同会会員だけでなく、日本歯科商工協会傘下の他団体からも募り、オンライン形式で約100人が参加した。

歯科用消耗品市場 年6%ずつ成長で2030年に947億ドル

 

歯科用消耗品の世界市場は、2022~30年末までに947億ドルに達し、6%の年平均成長率を予測-。Kenneth Research(本社·アメリカ、ニューヨーク州)が発表したもの。

ソルビトール市場 2020年は13億5千万ドル、27年まで年4.5%以上の成長予測

 

ソルビトールの世界市場は、2021~27年までに4.5%以上の年平均成長率を予測-。米市場調査会社のReportOcean(本社·アメリカ、ミシガン州)が発表したもの。20年のソルビトールの市場規模は13億5千万ドル。

ロシア製歯磨剤「R.O.C.S」歯科専売に本格参入

 

世界50カ国で販売されているロシアNo.1ブランドの天然素材歯磨剤「R.O.C.S」が、日本の歯科専売市場に本格参入する。

グループ2社を吸収合併—長田電機工業

 

長田電機工業(本社·東京都品川区、長田吉弘社長)は16日、グループ会社のオサダメディカル、オサダサービスを吸収合併した。

使用済み歯ブラシ回収し歯ブラシケースに再生—東横イン

 

東横イン(本社·東京都大田区、黒田麻衣子社長)は、歯ブラシを含む使用済みのプラスチック製アメニティの回収を日本国内の東横INN全店(宿泊療養施設として貸出中のホテルを除く)で10月1日から開始している。

企業と連携して換気装置を開発—日本歯科医学会連合

 

コロナウイルス感染症2019をはじめ、院内感染防止の面で換気が重要と言われる中、日本歯科医学会連合は、窓がないドア1枚の部屋でも室内の換気ができる装置の開発に携わっている。日本歯科医師会と厚労省が主催する令和3年度社会保険指導者研修会の研修の中で連合専務理事も務める日本歯科大学教授の小林隆太郎氏が紹介したもの。企業が試作品をつくっており、風量等の実験などを経て、製品販売を目指す。

衆院選に向け「国民皆歯科健診」自民党公約に初記載

 

19日に公示される衆議院総選挙の自民党公約に、「国民皆歯科健診」が初めて盛り込まれた。山田宏参議院議員が8日に都道府県歯科医師連盟宛に緊急報告した。

岸田内閣 厚労大臣に後藤茂之氏、文科大臣に末松信介氏

 

岸田新内閣が4日に発足し、厚生労働大臣には後藤茂之衆議院議員、文部科学大臣には末松信介参議院議員が就任した。

新興感染症への備え学ぶ—社保指導者研修会

 

令和3年度社会保険指導者研修会が8日、YouTubeによるライブ配信形式で行われた。主催は日本歯科医師会と厚労省で、テーマは「歯科医療現場に求められる感染症対策~コロナ禍そして今後」。厚労省保険局歯科医療管理官の宮原勇治氏が「最近の歯科医療の動向について(保険診療)」、日歯常務理事の林正純氏が「歯科における新規技術や期中導入について」で講演し、研修として日本歯科大学教授の小林隆太郎氏が「新たなパンデミックに備える-歯科の対応」と題して話した。

連携の過不足知る指標模索—歯科医療提供体制等に関する検討会

 

第4回歯科医療提供体制等に関する検討会が7日、オンライン上で開かれた。各地域で病診連携や診診連携、医科歯科連携等に係るニーズに対する過不足を把握するためにどのような指標を用いたら良いか、かかりつけ歯科医の充実度等についてどのような指標で可視化が図れるかについて議論した。

7月の歯科診療所数 前月より35減の6万8,024施設

 

厚労省の施設動態調査による令和3年7月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,024施設で、前月より35減少した。

会長表彰者や終身会員を表彰—都歯の日

 

東京都歯科医師会(井上惠司会長)は7日、東京都千代田区の歯科医師会館で令和3年度第24回「東京都歯科医師会の日」表彰式を開いた。

大久保教授はまとめで、磁性アタッチメントについて、「支台歯にダメージの少ない可撤性支台装置」「維持力は恒常的に継続する」とメリットを話す一方で、「適切な症例選択」「可撤性義歯の原則の厳守」「精度の高い技工操作」「慎重な臨床術式」「定期的なメインテナンスと変化への早期対応」などをする必要性を強調している。

NAMのカタリスト·アワードを新潟大歯の前川氏が受賞

 

新潟大学歯学部の前川知樹准教授(研究推進機構·研究教授)が、全米医学アカデミー(National Academy of Medicine=NAM)が健康長寿の実現に資するシーズとなり得る革新的なアイデアに与える第2回カタリスト·アワードを受賞した。受賞対象の研究課題は「The Correlation of  ectopic calcification signatures in the ageing eye  and cardiovascular system(加齢に伴って増加する網膜と心臓血管の異所性石灰化の相関についての基盤研究)」。9月22日にオンラインで開催された「Healthy  Longevity  Global  Innovator  Summit」で発表された。

マイクロバイオーム組成 歯周病の発症に深く関与と注目

 

マイクロバイオーム組成が歯周病の発症に深く関与するため、個々のリスクに対応した歯周病治療が必要-。岡山大学(予防歯科学)の外山直樹氏らが行った研究が、新たな歯周病の治療戦略につながると期待されている。

コロナ感染拡大を医史学から展望—日本医史学雑誌で座談会

 

日本医史学会は、9月20日発行の『日本医史学雑誌』(67巻3号)誌上で、同誌編集委員による座談会「医史学から展望するCOVID–19パンデミック」を掲載した。

桑田正博氏 追悼特集

 

金属焼付ポーセレン(PFM)の開発に携わるなど世界各国で功績を高く評価され、クワタカレッジ等で国内外の歯科医療人の教育にも尽力していた歯科技工士の桑田正博氏が7月16日に亡くなった。享年85歳。愛歯技工専門学校の名誉校長や、ボストン大学歯学部客員教授、ヨーロッパ歯科審美学会名誉会員、アメリカ歯科補綴学会オーナラリーフェロー、アメリカ歯科審美学会ライフフェローなど世界で活躍してきた同氏の功績·記録を展示している資料室がある。資料を基に、同氏の軌跡を振り返る。

薬事功労者厚労大臣表彰に前商工協会会長の森田氏ら

 

厚労省の「令和3年度薬事功労者厚生労働大臣表彰」を前日本歯科商工協会会長の森田晴夫氏、日本歯科器械工業協同組合副理事長の須貝辰生氏、神奈川県歯科用品商協同組合副理事長の中野等氏が受賞した。

歯科医院選び ホームページ見て4割が受診を躊躇

 

歯科の患者の3割以上が「公式ホームページを参考にする」と回答したが、「公式ホームページを見て、受診を躊躇した·やめた経験がある」は41.4%だった-。医科·歯科向けのホームページ制作などを行うⅠ Treat(本社·岐阜県、木村健太社長)が実施した調査によるもの。

「健口神社」を富山市に建立

 

Teeth Ai(本社·富山県、精田紀代美社長)は、口腔ケアの発祥地とされる富山市に「健口神社(けんこうじんじゃ)」を9月16日に建立した。「命の入り口·心の出口」をキャッチフレーズとし、口腔ケアの中でも「舌そうじ」が重要であるとの思いから口腔の健康が全身の健康につながることを普及·啓発するために建立した。

85歳以上の会員で、歯科保健事業を50年以上行い、現在も従事している会員に贈られる会長表彰では、荏原地区の小林進氏、大森地区の岩澤京氏が表彰状を贈呈されたほか、70歳以上で都歯在籍35年以上の終身会員表彰では129人が表彰された。

著者に聞く「歯科医院革命 ∼大廃業時代の勝ち残り戦略」河野恭佑氏

 

「歯科業界で生き残るのは簡単ではありません」「そんな歯科業界に、もう明るい未来はないのでしょうか?」。混迷する歯科業界の中わずか5年で25医院を開業した歯科医師がいる。歯科グループの代表として活躍する河野恭佑氏が、歯科医院開業10周年を記念して出版したのが『歯科医院革命~大廃業時代の勝ち残り戦略』(幻冬舎刊)である。「スターバックスのように、気軽に人が集まれて笑顔と真心はどこにも負けない明るい病院をコンセプトに、ここで治療すれば大丈夫といわれる歯科のブランドを立ち上げたい」と語る河野氏に、歯科医院経営を成功させる戦略を聞いた。

「磁性アタッチメント成功させるためには」—大久保鶴見大教授が講演

 

9月からC2区分で保険導入された磁性アタッチメントに焦点を当てた講演が、日本歯科医学会の第24回学術大会で10月31日までオンデマンド配信されている。鶴見大学歯学部有床義歯補綴学講座の大久保力廣教授による「磁性アタッチメント義歯を成功させるための術式と考え方」。

大久保教授はまとめで、磁性アタッチメントについて、「支台歯にダメージの少ない可撤性支台装置」「維持力は恒常的に継続する」とメリットを話す一方で、「適切な症例選択」「可撤性義歯の原則の厳守」「精度の高い技工操作」「慎重な臨床術式」「定期的なメインテナンスと変化への早期対応」などをする必要性を強調している。

NAMのカタリスト·アワードを新潟大歯の前川氏が受賞

 

新潟大学歯学部の前川知樹准教授(研究推進機構·研究教授)が、全米医学アカデミー(National Academy of Medicine=NAM)が健康長寿の実現に資するシーズとなり得る革新的なアイデアに与える第2回カタリスト·アワードを受賞した。受賞対象の研究課題は「The Correlation of  ectopic calcification signatures in the ageing eye  and cardiovascular system(加齢に伴って増加する網膜と心臓血管の異所性石灰化の相関についての基盤研究)」。9月22日にオンラインで開催された「Healthy  Longevity  Global  Innovator  Summit」で発表された。

マイクロバイオーム組成 歯周病の発症に深く関与と注目

 

マイクロバイオーム組成が歯周病の発症に深く関与するため、個々のリスクに対応した歯周病治療が必要-。岡山大学(予防歯科学)の外山直樹氏らが行った研究が、新たな歯周病の治療戦略につながると期待されている。

コロナ感染拡大を医史学から展望—日本医史学雑誌で座談会

 

日本医史学会は、9月20日発行の『日本医史学雑誌』(67巻3号)誌上で、同誌編集委員による座談会「医史学から展望するCOVID–19パンデミック」を掲載した。

桑田正博氏 追悼特集

 

金属焼付ポーセレン(PFM)の開発に携わるなど世界各国で功績を高く評価され、クワタカレッジ等で国内外の歯科医療人の教育にも尽力していた歯科技工士の桑田正博氏が7月16日に亡くなった。享年85歳。愛歯技工専門学校の名誉校長や、ボストン大学歯学部客員教授、ヨーロッパ歯科審美学会名誉会員、アメリカ歯科補綴学会オーナラリーフェロー、アメリカ歯科審美学会ライフフェローなど世界で活躍してきた同氏の功績·記録を展示している資料室がある。資料を基に、同氏の軌跡を振り返る。

薬事功労者厚労大臣表彰に前商工協会会長の森田氏ら

 

厚労省の「令和3年度薬事功労者厚生労働大臣表彰」を前日本歯科商工協会会長の森田晴夫氏、日本歯科器械工業協同組合副理事長の須貝辰生氏、神奈川県歯科用品商協同組合副理事長の中野等氏が受賞した。

歯科医院選び ホームページ見て4割が受診を躊躇

 

歯科の患者の3割以上が「公式ホームページを参考にする」と回答したが、「公式ホームページを見て、受診を躊躇した·やめた経験がある」は41.4%だった-。医科·歯科向けのホームページ制作などを行うⅠ Treat(本社·岐阜県、木村健太社長)が実施した調査によるもの。

「健口神社」を富山市に建立

 

Teeth Ai(本社·富山県、精田紀代美社長)は、口腔ケアの発祥地とされる富山市に「健口神社(けんこうじんじゃ)」を9月16日に建立した。「命の入り口·心の出口」をキャッチフレーズとし、口腔ケアの中でも「舌そうじ」が重要であるとの思いから口腔の健康が全身の健康につながることを普及·啓発するために建立した。

10月から「感染症対策実施加算」は廃止 「乳幼児感染予防策加算」は28点に減算

 

10月1日から「歯科外来等感染症対策実施加算」5点は算定できなくなり、55点だった「乳幼児感染予防策加算(歯科)」は来年3月診療分まで28点となる。一方で、9月28日から新型コロナウイルス感染症患者に対する歯科治療は、「新型コロナ歯科治療加算」298点に加えて、医療管理や訪問診療、呼吸管理を行う患者の口腔粘膜処置などケースに応じて診療報酬上の評価が拡充される。

補助金対応などは評価—コロナ対策への支援で日歯の堀会長

 

日本歯科医師会の堀憲郎会長は、新型コロナウイルス感染症に関する医療機関への支援について、「歯科外来等感染症対策実施加算」の継続が実現しなかった点は残念とする一方、補助金での対応、コロナ感染者への診療報酬上の対応を拡充する措置に対しては評価し、関係各所に感謝の意を示した。9月30日にオンラインで開かれた定例記者会見で見解を述べた。

小学校で出前授業—日歯

 

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は9月15日、東京都多摩市の私立帝京大学小学校で、石膏を使った指の型取りをする体験学習を通して、歯科医師や歯科衛生士、歯科技工士の仕事の魅力を伝える出前授業を行った。

歯科医2人に行政処分

 

厚労省は9月24日、同日開催の医道審議会医道分科会の答申を踏まえ、医師5人、歯科医師2人の行政処分を発表した。

歯科は「無免許過失運転致傷、道路交通法違反、器物損壊、建造物損壊」で歯科医業停止1年9カ月が1人、「傷害」で戒告が1人だった。処分に至らなかったが、医師5人、歯科医師2人が厳重注意となっている。行政処分の効力は10月8日から。

新型コロナワクチン接種 打ち手歯科医師は累計1万9,299人に

 

8月に新型コロナウイルスワクチン接種の打ち手となった歯科医師は延べ6,109人で、35万9,949回の接種を行っている。9月30日にオンラインで開かれた日本歯科医師会の定例記者会見で柳川忠廣副会長が報告したもので、5月からの累計はそれぞれ、1万9,299人、110万420回となる。

FDI総会 公衆衛生委員に小川祐司氏が当選

 

2021年FDI世界歯科大会が9月26日から29日まで、オンライン上で行われた。事務会議や総会はスイス·ジュネーブから、学術プログラムはシドニーの国際大会センターから配信された。総会では、会長職の引き継ぎや理事会役員選挙、常設委員会委員選挙が行われ、日本からは理事に立候補した平野裕之氏と歯科開業委員に立候補した岩崎万喜子氏は落選したものの、公衆衛生委員に小川祐司氏が当選。30日の日本歯科医師会定例記者会見で尾松素樹常務理事が報告したもの。

今年度も「無料歯科健診事業」—山梨県

 

山梨県の長崎幸太郎知事は、昨年度に県の委託事業で実施した「無料歯科健診事業」が、感染症予防に一定の効果があったとして、今年度も実施することを明かし、歯科医師会とさらに連携を強めていく構えを見せた。9月27日の山梨県議会で水岸富美男議員の代表質問に答えたもの。

リモートワークと共同開設から議論—歯科技工士の業務のあり方等に関する検討会

 

厚労省の第1回「歯科技工士の業務のあり方等に関する検討会」が9月30日、オンライン上で開かれ、座長に昭和大学客員教授の赤川安正氏が選出された。1回目となる検討会では、開催要綱の確認や、歯科技工士を取り巻く状況の確認、リモートワークについての議論が行われた。

令和3年6月の歯科医療費··社保 件数11.9%増、点数8.0%増

 

社会保険診療報酬支払基金による令和3年6月診療分の歯科の件数は1,347万1千件、点数は167億259万2千点で、前年同月に比べ件数は11.9%、点数は8.0%それぞれ増加した。

令和3年6月の歯科医療費·国保 市町村の金額3.4%増加

 

国保中央会がまとめた令和3年6月診療分の歯科医療費は市町村が619億円で、対前年同月比で3.4%増加。組合は51億円で7.5%増加。後期高齢者は555億円で2.5%増加した。

「介護報酬改定検証歯科の委員参加を」—社保審分科会で日歯

 

社会保障審議会の第203回介護給付費分科会が9月27日、オンライン上で開かれ、令和3年度介護報酬改定の効果検証及び調査研究に係る調査(令和3年度調査)の調査票等について議論した。日本歯科医師会常務理事の小玉剛委員は、「LIFEの活用可能性の検証に関する調査研究一式の調査検討組織」の委員案に歯科関係者がいない点について、歯科関係団体からも委員を参画させて欲しいと要望。厚労省からは、歯科関係団体からも委員を加える方向で相談したい旨の回答があった。

積極的な安全対策学ぶ—スポーツ歯科医学会第32回学術大会

 

日本スポーツ歯科医学会(安井利一理事長)は、第32回総会·学術大会(木本一成大会長)を単独プログラムとして9月21、22の両日にハイブリッド開催で、第24回日本歯科医学会学術大会との併催プログラムとして23~25日の3日間にオンラインで開催した。

新しい日常支える口腔健康管理に焦点—日本歯科衛生学会学術大会

 

新しい日常を支える口腔健康管理」をテーマに日本歯科衛生学会(吉田幸恵学会長)の第16回学術大会(晴山婦美子大会長)が9月18日から30日までウェブ上で開かれた。

クラリスロマイシンが肺炎球菌の毒素放出を抑制

 

マクロライド系抗菌薬のクラリスロマイシンは、肺炎球菌の毒素放出を抑制し、肺炎の重症化を予防する—。新潟大学大学院の土門久哲准教授と寺尾豊教授らの研究チームが明らかにした。

口腔悪性黒色腫の浸潤 骨形成因子が関与

 

骨内の骨形成因子(BMP)が、口腔悪性黒色腫を骨に浸潤しやすい形質にする—。九州大学大学院歯学研究院の自見英治郎教授、森悦秀教授、清島保教授らの研究グループが明らかにした。

新たな代用発声装置を開発—医科歯科大の戸原教授ら

 

がん手術などで発声機能を失った人のための新たな代用発声デバイスを、東京医科歯科大学大学院摂食嚥下リハビリテーション学分野の戸原玄教授と、同大学院生の山田大志氏らが開発した。従来の方法よりも簡単に使える上、音程を変えたり、手術前の自分の声を活用できたりと応用範囲の広さが特徴。

古人骨と歯石DNAから解析 江戸時代の人も歯周病に罹患か

 

江戸時代の人は、現代日本人の口腔内細菌叢と異なるものの、歯周病に罹患していた―。東京医科歯科大学大学院や総合研究大学大学院らの研究グループが明らかにした。

お寺で「健康」を考える—健康医療学会学術大会

 

「健康とは何かを考える—放射線と健康」をテーマに日本健康医療学会(佐藤元彦理事長)は、第13回総会·学術大会(徳植公一会長)を9月26日、神奈川県鎌倉市の建長寺で開催した。

東京医科歯科大学病院に医学部と歯学部の附属病院を一体化

 

東京医科歯科大学の医学部附属病院と歯学部附属病院が1日から一体化して東京医科歯科大学病院となった。病院長には旧医学部附属病院長の内田信一氏が、首席副病院長には旧歯学部附属病院長の水口俊介氏が就任する。

タカラベルモント創業100周年 吉川社長に今後の抱負聞く

 

「インフォームドコンセント」の考え方をいち早く取り入れた歯科用ユニットを提案してきたタカラベルモントは、今年10月5日に創業100周年を迎えた。患者の座りやすさや正面からの診療を可能にした「前折れチェア」や患者と術者の動線を分けた「動線分離」の医院レイアウトなど、現在の歯科医院の「当たり前」をいち早く市場に打ち出したのも同社だ。「これからも新しい概念やニーズの具現化にチャレンジしていきたい」と語る吉川秀隆社長に、100年を振り返ってもらいつつ、次なる目標や抱負について聞いた。