日本歯科新聞デジタル版を読む        

予防テーマにアニメを配信-歯周病2学会

日本歯周病学会(小方賴昌理事長)と日本臨床歯周病学会(高井康博理事長)は、4月18日の「よい歯の日」に合わせて、歯周病予防をテーマとしたアニメ「にゃんかむちゅ~」をYouTube公式チャンネルで配信した。

「児童虐待」歯科健診・診療時のチェックリストを作成-日歯

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、「乳幼児歯科健診」「学校歯科健診」「歯科診療所」でそれぞれ使える児童虐待診断用アセスメントシート「健やかな子育て支援のチェックリスト」を作成した。21日に東京都千代田区の歯科医師会館で開いた定例記者会見で山本秀樹常務理事が報告したもの。

診療報酬改定 疑義解釈その3に「咬合調整」1件

令和4年度診療報酬改定の疑義解釈が21日までに「その6」まで送付されており、11日の「その3」で歯科点数表の「咬合調整」に関する1件が通知されている。

「一定の安心感につながる」-金パラ緊急改定で堀日歯会長

日本歯科医師会の堀憲郎会長は、歯科用貴金属の告示価格の緊急改定について「歯科医療機関にとっても一定の安心感につながるものとして、ご理解と支援に感謝したい」とコメントした。21日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた定例記者会見で述べたもの。

2040年を見据えた歯科ビジョンフォローアップ会議で成果や展開など議論へ

2040年を見据えた歯科ビジョンフォローアップ会議が5月19日、東京都千代田区の歯科医師会館で開かれる。20年10月に発行した同ビジョンの具体的な展開の進捗状況の報告と、今後の展開についてビジョン策定時の検討会委員らで意見交換するもの。柳川忠廣副会長が定例記者会見で報告した。

新型コロナワクチン 歯科医3万1千人が183万回を接種

3月には、歯科医師延べ1,218人によって6万4,979回のコロナワクチン接種が行われ、昨年5月からの累計は3万1,484人、183万1,823回となる。日本歯科医師会の定例記者会見で柳川忠廣副会長が報告した。

ワクチン接種等で官房長官らと意見交換-堀日歯会長

日本歯科医師会の堀憲郎会長は、13日から15日にかけて、松野博一内閣官房長官や佐藤英道厚生労働副大臣らと面談し、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種や歯科用貴金属の価格急騰について意見交換をした。日歯が18日に公表したもの。

「歯と口の健康週間」実施要領を送付-日歯

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、6月4日から10日まで実施される「令和4年度歯と口の健康週間」の実施要領を15日付で関係団体に送付した。

訃報 佐藤博嗣氏

元山形県歯科医師会会長で元日本歯科医師会理事の佐藤博嗣(さとう・ひろつぐ)氏は21日、死去した。84歳。

9割が「歯科技工報酬」望む-2021歯科技工士実態調査

「将来の歯科技工業界に必要と思われる事項」で、歯科技工士の91.8%が「医療保険制度における『歯科技工報酬』」を望んでいる-。日本歯科技工士会(杉岡範明会長)が19日にホームページ上で公開した「2021歯科技工士実態調査報告書」によるもの。同調査は、日技が3年ごとに継続的に実施しており、勤務者と自営者各3千人を対象とし、それぞれ571人と420人から回答を得ている。

1年での会員増加トップは「歯周病学会」の297人-日歯医学会分科会

日本歯科医学会の専門・認定分科会のうち、ここ1年で最も会員数が増えたのは、日本歯周病学会の297人増で、次いで日本有病者歯科医療学会177人増、日本口腔外科学会154人増、日本矯正歯科学会140人増と続く。一方で、会員数の減少が目立ったのは、日本歯科審美学会の385人減、日本補綴歯科学会160人減、歯科基礎医学会63人減、日本歯科放射線学会52人減、日本障害者歯科学会49人減など。毎年3月末に発行の日本歯科医学会誌『JJADS』に掲載される学会活動報告を基に前年と比較したもの。

杉のむし歯菌抑制効果-高校生が細菌学会総会で研究成果発表

高校生が、杉にむし歯菌を抑制する効果があることを発見―。宮崎県の宮崎北高等学校3年の高橋正輝さん、下茂晄大さんは、県内の一部で生育する杉の一種、飫肥杉を使った歯磨き粉開発についての研究成果を、3月29日から開催された日本細菌学会(赤池孝章理事長)の第95回総会で発表した。

歯科国試出題基準で「漢方薬」と「国際保健」が重要-王教授と森田教授

来年度の第116回歯科医師国家試験から、「漢方薬物療法」と「国際保健」に関する問題が出題される可能性が高くなる。それに対して、大阪歯科大学の王宝禮教授と岡山大学大学院医歯薬学研究科の森田学教授は、両分野とも必須なものとして、教育の重要性を指摘する。

肥満と歯周病の関係解明-岡大

岡山大学学術研究院医歯薬学域予防歯科学分野の丸山貴之助教、森田学教授らの研究グループは、ラットを使った実験で、血液中のmicroRNAと歯周組織のmRNAの解析により肥満と歯周病の関連性を解明した。学術雑誌『Journal of Periodontal Research』(3月2日)に掲載されたもの。

間葉系幹細胞 分化能向上の培養-東北大が開発

培養を繰り返すうちに分化能などが低下してしまう間葉系幹細胞の幹細胞性を向上させる新規培養法を、東北大学大学院歯学研究科の大堀悠美学術研究員、新部邦透講師、江草宏教授らの研究グループが開発した。

歯ブラシ「プラスチック製がいい」が「紙製・木製でもいい」を上回る

歯ブラシは「紙製・木製に置き換わってもいい」よりも、「できればプラスチック製がいい」が上回る-。クロス・マーケティング(本社・東京都新宿区、五十嵐幹社長)が実施した「脱プラスチックに関する調査(2022年)」によるもの。調査は、全国の20~69歳の男女1,100人(各年代220人)を対象に4月1日~3日にインターネットで実施した。

ジーシー創業100周年「感謝の会」「シンポ」など-国内外から歯科関係者が参加

ジーシー(本社・東京都文京区、中尾潔貴社長)は、昨年コロナ禍で延期となっていた創業100周年事業「感謝の会」を15日に東京都港区のオークラ東京で、また「第5回国際歯科シンポジウム」を16、17日に東京都千代田区の東京国際フォーラムおよび一部セッションをウェブ形式で開いた。

噛む習慣化をサポート小学校に教材を無償で-ロッテ

ロッテ(本社・東京都新宿区、牛膓栄一社長)は、食育活動の新たな取り組みとして、教育支援プログラム「めざせ!かむことマスター~まいにちかんでげんきいっぱい!」を4日から開始した。
同プログラムは、小学校低学年(1・2年生)を対象に、よく噛むことの大切さやポイントを学び、よく噛むことの意識・習慣化をサポートする教材。

ロゴを刷新-Ivoclar Vivadent 呼び名は「イボクラー」

Ivoclar Vivadent(本社・東京都文京区、犬飼清社長)は、同社のブランドロゴをリニューアルし、呼び名を「Ivoclar(イボクラー)」に変更したと発表した。

金パラ等告示価格 5月に緊急改定

ウクライナ情勢下でのパラジウム等の素材価格の急騰を鑑みて、歯科用貴金属の告示価格が5月に緊急改定される。13日の中医協総会で承認されたもので、「歯科鋳造用金銀パラジウム合金」は診療報酬改定時に1グラム3,149円となったが、5月から3,413円となる。

歯科界初 お笑いコンテスト

歯科界初のお笑いコンテスト「~歯をテーマに笑顔になろう~歯-1グランプリ」が17日、東京国際フォーラムで開かれた。主催はジーシー(本社・東京都文京区、中尾潔貴社長)。

歯科医師の医科麻酔研修 ガイドライン守る方策を議論-厚労省

厚労省の「歯科医師の医科麻酔研修に関する検討会」が12日、オンライン上で開かれ、座長に日本歯科大学生命歯学部の小林隆太郎教授が選出された。検討会では、同研修の実施状況を評価・検証するとともに研修ガイドラインの運用上の課題等の解決に向けて議論を行う。

110周年記念誌を発行-東京都台東区歯科医師会

東京都台東区歯科医師会(山口幸一会長)は、創立110周年記念誌「台東区歯科医師会会史 第6巻」を3月31日に発刊した。

訃報 奥野計典氏

元日本歯科医師会理事で元岡山県歯科医師会参与の奥野計典(おくの・かずのり)氏は2日、死去した。77歳。

技工学校教育年限 宮崎県技が日本歯科技工学会に質問

歯科技工士の教育年限の3年以上について、日本歯科技工学会会長の末瀬一彦氏は、文科省、厚労省の所掌であるとしながらも、「修業年限は最低2年と定められているものであり、当該法人(個々の歯科技工士養成機関)の意志によって設定可能であるのが現状」とした。宮崎県歯科技工士会(宮永齊会長)の日本歯科技工学会に対する質問、「歯科技工のデジタル化が進んでいる中で、歯科技工教育の充実を図るためには教育年限の3年以上の延長は必要ではないか」に答えたもの。

第二大臼歯「CAD/CAM冠」第一大臼歯と「治療成績」同様

保険適用外の第二大臼歯へのCAD/CAM冠の治療成績は、第一大臼歯への治療成績と同様だった-。東北大学大学院歯学研究科の原田章生助教と江草宏教授らが、CAD/CAM冠を装着した362本の大臼歯について、最長4年間の経過を調査した結果によるもので、全ての奥歯に適用できる可能性が示唆された。

職域等で使えるエビデンス集発行-8020財団

8020推進財団(堀憲郎理事長)は、「職域等で活用するための歯科口腔保健エビデンス集2021年度版」を発行した。知見をまとめることにより、8020運動の推進を円滑に図る上での情報発信を行い、国民の健康寿命の延伸に資する狙いがある。

要介護高齢者 6時間以上の離床で摂食嚥下機能が維持

65歳以上の要介護高齢者は、6時間以上の離床で全身の筋肉量が保たれ、摂食嚥下機能が良い傾向にある-。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の戸原玄教授、中川量晴准教授、石井美紀医員らの研究によるもの。

医療現場の診療費支払い調査 会計待ち時間、許容できるのは「10分まで」が 70%超

許容できる会計待ち時間は「10分まで」が70%以上-。グローリー(本社・兵庫県、三和元純社長)が実施した「医療現場における診療費の支払い」に関する意識調査によるもの。調査は、今年2月13~15日に20~60代以上の男女を均等割付で300人、医療事務関係者100人を対象に実施した。

「教育現場から考える歯科技工士の未来」-東北歯科専門学校長 福井和徳氏が語る

日本の歯科技工士養成機関は存続の危機にある。2000年まで72あった養成機関数は2019年に47に減り、その年の3月に日本初の歯科技工士養成機関であった愛歯技工専門学校閉校のニュースは歯科技工界に「まさか」の驚きと衝撃を与えた。さらに、ピーク時3,150人だった入学者数は2018年に927人と3分の1以下に減った。「人生100年時代」にあって健康維持増進に向け、食べられる大切さがますます求められる中で、大切な役割を担う歯科技工士を養成する最前線にある教育現場の現状や今後の対応などについて、東北歯科専門学校の福井和徳学校長に聞いた。

選手一人一人にガムをカスタマイズ-ロッテ

ロッテ(本社・東京都新宿区、牛膓栄一社長)は、プロ野球「千葉ロッテマリーンズ」の選手一人一人に合う形状・硬さ・香味をカスタマイズする「プロフェッショナルガム」を作成する取り組み「ガムセレクト」を3月15、16日に実施した。

創立100周年の一環で新社屋の建設着手-松風

松風(本社・京都市、根來紀行社長)は、創立100周年事業の一環として、京都本社内の新社屋の建設に着手したと発表した。敷地面積は約1万1,840平方メートル、地上4階建て。竣工予定は2023年2月末。

リカちゃん親子口臭動画-お口が腐った玉ねぎ?

「ママのお口が腐った玉ねぎ?」-。第一三共ヘルスケア(本社・東京都中央区、吉田勝彦社長)は、口臭ケアブランド「ブレスラボ」と「リカちゃん」がコラボレーションしたスペシャル動画「リカちゃん親子の息なり劇場」を1日からYoutube上で期間限定で公開している。

レーザー照射による泡でバイオフィルムを除去

レーザー照射による泡でバイオフィルムを除去-東北大が技術開発

東北大学大学院歯学研究科の八幡祥生講師、長橋泰次大学院生、齋藤正寛教授らの研究グループは、パルスレーザー照射で発生する泡によって根管に固着したバイオフィルムを破壊する技術の開発に成功した。

「環境のためにも予防歯科が大切」-FDIが提言

世界歯科連盟(FDI)は3月30日、自然環境の持続可能性に寄与する口腔保健に関するコンセンサスをまとめ、各国のステークホルダーに発信した。

自民党の政務調査会に「国民皆歯科健診実現プロジェクトチーム」発足

自民党政務調査会に「国民皆歯科健診実現プロジェクトチーム」が18日に正式に発足する。3月31日の東京都歯科医師連盟の評議員会で来賓あいさつした参議院の山田宏議員が報告した。

会員減少踏まえた事業の在り方に言及-松井神奈川県歯会長

神奈川県歯科医師会の松井克之会長は、2040年の会員数が現在の40%減となるシミュレーションを踏まえ、事業の統廃合や、県だけでなく政令市や中核市などを含めて事業予算を要望していく必要性を強調。4月から政令市の三つの歯科医師会会長・役員と方向性を検討していく構えを見せた。3月31日に横浜市の県歯会館で開いた第25回臨時代議員会で考えを述べたもの。

40歳代の2割が口腔機能低下症-愛知県歯調べ

愛知県知多郡東浦町の住民への調査で、65歳の約半数が、40歳代でも約2割が口腔機能低下症に該当した-。愛知県歯科医師会(内堀典保会長)の令和3年度厚生労働省老健局事業報告会で調査研究の報告があった。

保育士ら81人が受講 健口スマイルリーダーを養成-山口県

口腔の健康習慣を県民に広げる協力者「健口スマイルリーダー」を養成する講習会が3月29日、オンライン上で開かれた。山口県と県歯科医師会、ライオンらで構成される官民協働「健口スマイル」推進協議会が、幼稚園・保育所・認定こども園の教諭や保育士などを対象に実施し、81人が参加した。

令和4年度診療報酬改定 疑義解釈の第一弾 歯科は「施設基準」など計26問

厚労省は3月31日、令和4年度診療報酬改定に関する疑義解釈(その1)を地方厚生(支)局医療課など関係各所に事務連絡した。歯科関係は26問。

評議員会で選挙区候補者推薦など全5議案を可決承認-都歯連盟 

東京都歯科医師連盟(大越壽和会長)は、第135回評議員会を3月31日、東京都千代田区の歯科医師会館で開いた。「東京都歯科医師連盟令和3年度収入支出補正予算」「令和4年度事業計画」「同年度会費の額」「同年度収入支出予算」「次期参議院選挙東京選挙区候補予定者推薦」の全5議案を可決し、協議では山田宏後援会活動や入会・再入会対策について触れた。褒章授与式では、品川歯科医師連盟の斎藤一人氏が表彰された。

治療器具などにも過敏症状のリスク-北條尚絅学院大名誉教授が「環境過敏」で指摘

化学物質過敏症、電磁波過敏症など、予防や治療が難しい「環境過敏」の症状について、疫学の観点から実態把握、対策の提案などを行っている北條祥子氏(尚絅学院大学名誉教授、医学博士、歯学博士)が4月7日、宮城県名取市で電磁波過敏症対策に取り組む団体の会合で講演。歯科医療で用いられる材料、照明機器、治療器具にも過敏症状につながるリスクがあると指摘した。

大阪歯科大学理事長に川添氏が8選

大阪歯科大学の任期満了に伴う理事長の選考が行われ、川添堯彬氏が8選を果たした。任期は3日から令和5年9月30日まで。

東京・麻布赤坂歯と京大iPS細胞研が市民公開講座

東京都港区麻布赤坂歯科医師会(綱島俊幸会長)の創立100周年と京都大学iPS細胞研究所(髙橋淳所長)の設立10周年を記念した市民公開講座が3月17日に開かれた。テーマは「再生医学が未来を拓く」。

口唇口蓋裂児 発育に一時的な遅れ、その後、発達差は解消

口唇口蓋裂児は、2歳までの成長発育に遅れが認められる傾向にあるが、さらに成長の過程で差は減少していく-。東北大学病院の土谷忍助教らの研究グループは、環境省が実施している子供の健康と環境に関する全国調査、約9万2千人のうち、口唇口蓋裂児195人について検証した。

医療機器業公正競争規約並びにプロモーションコード説明会-日商連等

日本歯科商工協会(中尾潔貴会長)および医療機器業公正取引協議会日本歯科商工協会支部委員会(東海林肇委員長)は共同で、組合員を対象に「第12回医療機器業公正競争規約並びにプロモーションコード説明会」をウェブ配信形式で3月10日に開いた。同規約の概要と最近の動向についての事例紹介、押さえるべきポイントなどを説明した。

東証・市場区分、歯科関連企業の状況は…

東京証券取引所(東証)は、これまでの四つの市場区分「市場第一部、市場第二部、マザーズ、JASDAQ(スタンダード、グロース)」を見直し、4日から三つの新たな市場区分「プライム市場、スタンダード市場、グロース市場」をスタートさせている。本紙調べによる歯科関連企業13社の新旧の区分をまとめた。

「口腔炎症制御学」の共同研究講座 設置-アース製薬/広島大

アース製薬(本社・東京都千代田区、川端克宣社長)と広島大学(越智光夫学長)は、広島大学大学院医系科学研究科に共同研究講座を設置した。講座名は口腔炎症制御学共同研究講座。設置期間は今月1日~24年3月31日。

『人生を好転させる歯科治療』の著者・安岡大志氏に聞く

「想像してみてください-。国民一人ひとりのデンタルIQが向上した未来は、いくつになっても健康で人生を謳歌している人たちの笑顔で溢れていることでしょう」。この言葉は、『人生を好転させる歯科医療』(幻冬舎刊)という本の「おわりに」の中の一文である。著者の安岡大志氏は、大阪で開業する自らを「ビッグマウスでナルシスト」と言う歯科医師だが、彼に治療された人はなぜか次々と幸せを手にしていくとうカリスマ歯科医師でもある。デンタルIQ向上の未来は、「決して『夢物語』でなく、実現できる未来」と語る著者に、本書の発刊の目的やビッグマウスと自称する由来などについて聞いた。

女性の「口臭」にがっかり-男性の53.7%

男性ががっかりしてしまう女性は「口臭がする」が半数以上-。
デンタルラボ(本社・東京都渋谷区、萱嶋啓太社長)が20歳から39歳の男性300人に実施したインターネットでのアンケートによるもの。

幼児期の口腔ケア「年齢に合ったケアを」-雪印ビーンスタークが説明会

雪印ビーンスターク(本社・東京都新宿区、内田彰彦社長)は、幼児期の口腔ケアおよび幼児向け口内清涼菓子「ハキラ」を紹介する報道関係者向けのオンライン説明会を3月24日に開いた。横浜市開業の関龍彦氏が「幼児期の大切な“口腔ケア”」を説明。子供の主なむし歯は、三つの要因「食べ物、細菌、歯質」と時間の経過が関連していることから「年齢に合ったケアが大切」と解説した。

軽量小型サイズ オン資カードリーダー発売-キヤノンMJ

キヤノンマーケティングジャパン(=キヤノンMJ、本社・東京都港区、足立正親社長)は、オンライン資格確認用の顔認証付きカードリーダー「Hi-CARA(ハイカラ)」の提供を開始している。

本社を全面改装-ヨシダ

「オシャレな雰囲気に仕上がっているでしょっ?」というのはヨシダ(本社、東京都台東区、山中一剛社長)の担当者。コンセプトは「出社したくなる会社」。全面改装したという本社フロアを見学してきた-。

岸田総理に問題について説明する山田議員(右から2 人目)と日歯連盟役員ら

金パラ問題 岸田総理に対策要望-高橋日歯連盟会長、山田議員ら

日本歯科医師連盟の高橋英登会長は3月31日、村上恵一副会長、村岡宜明副会長、山田宏参議院議員、比嘉奈津美参議院議員と共に、岸田文雄内閣総理大臣と面会して「歯科用金銀パラジウム合金の急騰に対する要望書」を手渡した。

歯科用貴金属 金パラの告示価格4月から3,149円

4月から診療報酬改定が実施された。歯科用貴金属の告示価格も見直され、歯科鋳造用金銀パラジウム合金は1グラム3,149円と198円増だが、ロシアのウクライナ侵攻の影響等での価格急騰により、実勢価格を下回る状況が懸念されている。多くの歯科関係団体が緊急対応を求めており、国の対応に注目が集まっている。
4月からの歯科用貴金属の告示価格は、9品中7品目で増加し、2品目で減少している。

次回の歯科国試から採用の出題基準を公表-厚労省

厚労省は3月30日、第116回歯科医師国家試験から採用される出題基準の令和5年版を公表した。和漢薬を服用する高齢者や全身疾患の有病者への対応、国際保健に関する内容を出題する他、疾病構造の変化に伴う歯科診療の変化、地域包括ケアシステム、多職種連携、口腔機能維持向上、摂食機能障害への歯科診療、医療安全やショック時の対応などを充実させるとしている。

4月27日にウェブで代議員と意見交換会-日歯

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、27日にウェブ会議形式で代議員との意見交換会を開く。3月24日の定例記者会見で瀬古口精良専務理事が報告した。

第145回評議員会で事業計画や予算など可決-日歯連盟

日本歯科医師連盟(高橋英登会長)は、第145回評議員会を3月25日、東京都千代田区の歯科医師会館で開いた。令和3年度収支補正予算や令和4年度の事業計画、会費額、各種収支予算など全8議案を可決し、協議では、7月の参議院選挙について意見交換を行った。

日歯連盟会員調査 山田宏議員の認知16.8%!?

日本歯科医師連盟会員の山田宏議員の認知度は16.8%か-。日歯連盟が会員に行った「デンタルミーティング等に関わるアンケート調査(第2回)」によるもの。
同調査は4万9,285通を送付し、9,818通の返信があった(回収率19.9%)。日歯連盟では各回答についてあえて送付数の割合を出している。

2月のワクチン接種 歯科医925人が約5万8千回実施

新型コロナウイルスワクチンで、2月に歯科医師延べ925人が計5万8,764回の接種を実施し、累計は3万250人、176万6,041回となった。柳川忠廣副会長が報告した。

インド歯科医師会が撤退で世界歯科大会中止に-FDI

インドのムンバイで9月29日から10月2日まで開催予定だったFDI世界歯科大会が中止となる。共同主催者のインド歯科医師会が運営から撤退することに伴うもので、日本歯科医師会の3月24日の定例記者会見で尾松素樹常務理事が報告した。

代議員会をオンライン開催 事業計画など報告-日医

日本医師会(中川俊男会長)は3月27日、テレビ会議システムで第150回臨時代議員会を開いた。令和4年度事業計画と予算を報告し、3年度会費減免申請や定款・諸規程一部改正、医の倫理綱領一部改定の全3議案を可決した。

「歯と口腔の健康づくり推進条例」が可決・施行-兵庫県

兵庫県の「歯と口腔の健康づくり推進条例」が3月30日、同県議会で可決され、4月1日から施行された。同県では、2011年に制定された「健康づくり推進条例」の中で「歯及び口腔の健康づくり」の項目に記される形だったが、特に歯科医療関係者の間では、単独条例制定を望む声が上がっていた。

代議員会で事業計画など可決-兵庫県歯

兵庫県歯科医師会(澤田隆会長)の第173回臨時代議員会が3月26日、神戸市の県歯科医師会館で開かれた。令和4年度事業計画、同年度収支予算書、特別会員の承認など全ての議案が原案通り可決承認された。

関係役員や地区代表者に参院選への協力を要望-深田大阪府歯会長

大阪府歯科医師会(深田拓司会長)は3月29日、大阪市のリーガロイヤルホテルで関係役員・地区代表者合同会議を開いた。府歯と、連盟、国民健康保険組合、附属歯科衛生士学校、歯科医師青色申告会連合会、歯科医師協同組合の各会による会務報告などが行われ、深田会長は、連盟と強く連携して臨む7月の参議院選挙への対応に理解と協力を求めた。また、中医協委員も務める府歯の林正純専務理事は、会務報告後、4月から診療報酬改定での主な変更点等を説明した。

令和3年12月の歯科医療費・社保 件数3.4%増、点数2.5%増

社会保険診療報酬支払基金による令和3年12月診療分の 歯科の件数は1,393万4千件、点数は166億8,837万3千点で、前年同月に比べ件数は3.4%増加、点数は2.5%増加。

令和3年12月の歯科医療費・国保 市町村の金額1.7%増加

国保中央会がまとめた令和3年12月診療分の歯科医療費は市町村が614億円で、対前年同月比で1.7%増加。組合は51億円で1.3%増加。後期高齢者は600億円で6.0%増加した。

歯科技工士国家試験 合格者827人

令和3年度歯科技工士国家試験の合格者が3月25日に発表された。合格者は前回より4人多い827人で合格率は1ポイント減の94.8%だった。うち新卒は827人が受験し、800人(合格率96.7%)が合格している。

歯科衛生士国家試験 7,087人が合格、前回より485人増

第31回歯科衛生士国家試験の合格者が3月25日に発表された。試験は3月6日に実施され、前回より317人多い7,416人が受験し、合格者は485人多い7,087人だった。合格率は2.6ポイント増の95.6%。

令和4年1月歯科診療所数 89減の6万7,771施設

歯科ディーラーのアルディ(本社・大阪市、武市敏一社長)は15日、大阪地方裁判所に破産手続き開始の申し立てを行ったと、関係者宛に告知した。負債総額は3億8,900万円(2021年1月時点)と見られる。債務により事業継続が困難となったためとしている。

共食の頻度が高齢者の体重減少リスクに影響-東北大が追跡調査

誰かと食事をする頻度がほとんどない高齢者の体重減少リスクは、毎日共食している人より1.17倍高いことが判明-。東北大学大学院歯学研究科助教の草間太郎氏らの研究によるもの。

医療事故防止の啓発動画制作へ-新潟大が寄付募る

歯科医師向けに医療事故防止啓発のための動画制作クラウドファンディングプロジェクトを新潟大学大学院歯科麻酔学分野教授の瀬尾憲司氏が立ち上げ、4月15日まで寄付を募っている。

「日常的に口がぽかん」=口唇閉鎖不全症-7割が知らない

「口がぽかん」が日常的に続く状態は、口唇閉鎖不全症の可能性があることを、7割が知らなかった-。ロッテ(本社・東京都新宿区、牛膓栄一社長)が行った意識調査によるもの。

歯科矯正世界市場 2030年に771億ドル

歯科矯正の世界市場規模は、2022年から年平均成長率(CAGR)10.8%で推移し、30年には771億7,400万ドルまで成長する-。REPORT OCEAN(本社・アメリカ)が3月1日に集約した動向調査の予測によるもの。

「近畿デンタルショー2022」-9月24、25日に開催

3年ぶりに「近畿デンタルショー2022」が9月24、25の両日、大阪市のグランキューブ大阪で開かれる。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で昨年、一昨年と中止となっていた。

ウクライナ支援 マニーが1千万円寄付

マニー(本社・栃木県、齊藤雅彦社長)は3月24日、ウクライナ情勢に関連する人道支援のため、日本赤十字社を通じて1千万円の寄付を行うと発表した。