日本歯科新聞デジタル版を読む        

SCRP日本、優勝は北大の阿部さん

全国歯科大学・歯学部の学生が研究成果、英語でのプレゼンテーション能力を競う「平成30年度日本歯科医師会/デンツプライシロナ スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム(=SCRP)日本代表選抜大会」が24日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれ、参加した26校の中で北海道大学歯学部6年生の阿部未来さんが優勝した。研究テーマは「骨リモデリングとモデリングの骨芽細胞活性化における細胞学的相互作用」で基礎部門の1位。来年6月にカナダのバンクーバー市で開かれる国際歯科研究学会米国部会(AADR)学術大会で各国代表とともにプレゼンテーションする権利を獲得した。

常在菌が歯肉の健康に貢献─岡大、朝日大らが発見

歯周病原因子の一つ、リポポリサッカライド(LPS)に対する歯肉での免疫応答が、常在菌の有無によって異なる─。岡山大学大学院医歯薬学総合研究科予防歯科学分野教授の森田学氏、同分野医員の福原大樹氏、朝日大学社会口腔保健学分野教授の友藤孝明氏、アメリカのコロンビア大学らの研究グループにより明らかになったもの。

本研究は日本学術振興会の支援を受けており、アメリカの歯学雑誌『Journal of Periodontology』(2018年5月22日)に掲載された。

西日本豪雨、8軒が診療できず

平成30年7月豪雨による8月22日時点での被害状況で、岡山、広島、愛媛の3県でいまだ8軒の歯科診療所で診療ができない状態が続いている。日本歯科医師会(堀憲郎会長)が23日に東京都千代田区の歯科医師会館で開いた定例記者会見で柳川忠廣副会長が報告した。

中医協、被災地特例措置で歯科1件

中医協の第398回総会と第50回の費用対効果評価専門部会が22日に厚労省内で開かれた。

今回の総会では、医療機器と臨床検査の保険適用や医薬品の薬価収載、診療群分類包括評価(DPC)での高額な新規医薬品等への対応、被災地での特例措置等について議論した。

東日本大震災に伴う被災地特例措置の利用は4軒、うち岩手県の1軒は歯科で、仮設の建物による保険診療等の実績があった。

歯科診療所数、全国で6万8,774

厚労省の施設動態調査による平成30年5月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,774施設で、前月よりも32増加した。

前年同月比の全国の歯科診療所数の動向では、143施設減少。開設者別歯科診療所数の個人は642減、医療法人は503増となっている。

横倉日医会長、初のメキシコ訪問で日系人に講演

横倉義武日本医師会会長は10、11の両日、メキシコシティの日墨会館で開催された第5回メキシコ日系人医療セミナーに参加し、「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの推進―日本の経験から」と題する講演を行った。日医会長としてメキシコを訪問するのは初めて。8月22日の会見で、横倉会長が概略を説明した。

診療報酬改定の疑義解釈、歯科は14問

平成30年度診療報酬改定に関わる疑義解釈の「その5」~「その7」が7月中に出され、歯科関係は、医科と共通のものも含めて14問あった。内容は「か強診の施設基準」「在宅療養支援歯科診療所1の施設基準」「歯科疾患管理料」についてそれぞれ2問、「初診料の注1」「歯周病患者画像活用指導料」「訪問歯科衛生指導料」「咬合調整」「暫間固定」「在宅等療養患者専門的口腔衛生処置」「歯科矯正」が各1問。医科と共通のものでは、「特別の療養環境の提供について」の質問があった。

北海道デンタルショーに3,475人

2018北海道デンタルショーが18、19の両日、札幌市の札幌パークホテルで開かれた。第71回北海道歯科学術大会との併催で、歯科医師ら3,475人が来場した。

歯周病の重症度、咬みしめが関連─岡大研究グループ

くいしばりや歯ぎしりなど昼夜の「咬みしめ」が歯周病の重症度と関連している─。岡山大学病院咬合・義歯補綴科の加藤聖也氏と予防歯科准教授の江國大輔氏らの研究グループが同講座で開発した携帯型の長時間記録装置を用いて発見したもの。

島根県大田市、糖尿病患者の歯科への紹介を強化

糖尿病での医科歯科連携で、島根県大田市の歯科医師会と医師会、市立病院、市健康増進課、そして島根県県央保健所は、糖尿病連携手帳を活用した取り組みを推進している。

同報告は、京都市の国立京都国際会館で7月28、29の両日に開かれた第6回日本糖尿病療養指導学術集会において、大田歯科医師会の前田憲邦氏が、「島根県大田市での糖尿病における医科歯科連携について」と題してポスター発表したもの。

愛知で歯歯塚供養会

歯や義歯を塚に納める儀式「歯歯塚供養会」(愛知県歯科医師会主催)が8日、名古屋市の大須観音にある歯歯塚で行われた。昭和52年に建てられてから毎年8月8日を「歯歯塚の日」として供養会が厳かに営まれ、平成13年から県歯が主催で行うようになった。

日歯会長予備選で東海信越地区歯が堀氏に推薦状

東海信越地区歯科医師会連絡協議会(当番県・静岡、柳川忠廣会長)は、日本歯科医師会会長予備選挙に出馬表明した現職の堀憲郎氏の推薦を決定した。

日医が東京医大の問題で見解

東京医科大学が医学部医学科の一般入試で、女子受験生の得点を一律減点していたとの報道を受けて、日本医師会(横倉義武会長)は、事実であれば入試の段階で男女差別が行われていたことになり、大変遺憾との見解を3日に発表した。

健康日本21、歯科は4項目で「目標値」引き上げ

厚労省は2日に第12回「健康日本21(第二次)推進専門委員会」を都内で開き、中間評価の報告書案を提示した。生活習慣病の発症・重症化予防、心の健康維持など、国民の健康づくり対策を推進するもので、歯・口腔の健康の維持・向上に関しても「健康日本21(第二次)」の目標項目に含まれている。中間評価の結果、全53項目中32項目は「改善している」とし、歯・口腔の健康に関する全5項目のうち、「歯の喪失防止」「乳幼児・学齢期のう蝕のない者の増加」「過去1年間に歯科検診を受診した者の割合の増加」の3項目が「改善している」との評価となった。

アムステルダムで第22回国際エイズ会議

AIDS2018(第22回国際エイズ会議)が7月23~27日、オランダ・アムステルダムで開かれ、世界160カ国から患者・感染者をはじめ、医師・歯科医師や看護師、研究者ら1万6千人余りが参加した。感染予防策、食や口腔衛生の重要性に関する発表など3千近い演題が発表された。米国のビル・クリントン元大統領や、英王室のサセックス公爵ヘンリー王子(ハリー王子)、歌手のエルトン・ジョンさんらも顔を見せ、エイズをめぐる諸問題の解決に向けて努力を続けるよう広く訴えた。

レポート:杉山正隆、久田ゆかり(歯科医師・ジャーナリスト)

抜歯時のクロルヘキシジン、菌血症予防の効果低い

抜歯時にクロルヘキシジン(CHX)含有の洗口液で含嗽しても、術後の菌血症を予防する効果は低い。スペイン・バスク大学口腔医学部のIciar Arteagoitia氏らの研究グループのシステマティックレビューとメタアナリシスによって明らかにした。『Plos ONE』4月23日に論文発表した。

東京医科歯科大学、「最高の小規模大学」で世界15位に

東京医科歯科大学(吉澤靖之学長)は、世界最高の小規模大学を選出するランキングで世界15位にランクインした。英国の高等教育機関情報誌『タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)』が3日に発表した「The World’s Best Small Universities2018」によるもので、日本での選出は唯一。

歯科にまつわるエピソード、私立歯大協が募集

日本私立歯科大学協会(三浦廣行会長)は、社会の歯科への関心を高めるとともに、私立歯科大学・歯学部のPRを目的にした「僕とワタシのイイはなしキャンペーン」を実施している。「歯科にまつわるエピソード」を11月30日まで募り、優秀な作品をドラマとして実写化するというもの。

作品は400字詰の原稿用紙3枚(1200文字)以内で、応募はキャンペーンサイト(http://www.shikadaikyo.or.jp/cp/shika-story/)のフォームから。

岡大ら、がんの薬剤耐性の新機序を発見

がん細胞が細胞外小胞を使い、分子標的抗体医薬を排出することを岡山大学大学院医歯薬学総合研究科の江口傑徳氏、藤原敏史氏らとハーバード大学医学部のスチュアート・カルダーウッド氏らの共同研究チームが発見した。

同研究成果は生化学・生物物理学速報誌「Biochemical and Biophysical Research Communications」オンライン版(2018年7月13日)に掲載された。

愛知学院が3連覇─全日本歯科学生総合体育大会

29歯科大学・歯学部の学生によるスポーツの祭典、第50回全日本歯科学生総合体育大会で、愛知学院大学歯学部が一昨年、昨年に引き続いて総合優勝3連覇を果たした。

野本秀材氏が日本歯科先端研会長就任

日本歯科先端技術研究所は理事を改選し、会長・代表理事には野本秀材氏、施設長には奥森直人氏が就任した。

社保、件数3.7%増で点数3.8%増

社会保険診療報酬支払基金による平成30年3月診療分の総計確定件数は1億288万4千件、点数1,586億4,110万6千点で前年同月に比べ件数は6.3%、点数は5.1%それぞれ増加した。

歯科は1,275万1千件、153億3,338万点で、前年同月に比べ件数は3.7%、点数は3.8%それぞれ増加。

国保、市町村の金額4.7%減少

国保中央会がまとめた平成30年3月診療分の総医療費は市町村国保と国保組合、後期高齢者を合わせて2兆3,605億円で、うち後期高齢者分は1兆3,969億円だった。

歯科医療費は市町村が639億円で、対前年同月比で4.7%減。組合は50億円で1.1%減。後期高齢者は515億円で2.8%増。

電話音声で子供の歯磨きを啓発

日本歯磨工業会(濱田和生会長)は1日、歯磨き啓発ウェブサイト「みがこうネット」のスマートフォン版で、新たな音声通話コンテンツ「歯みがきしない子にかかってくる!? 歯みがき電話」を公開した。

同サイトはURL(https://www.hamigaki.gr.jp/hamigaki2/sp/)から。

日歯会長予備選挙、堀会長が出馬表明

日本歯科医師会の次期会長予備選挙について、現職会長の堀憲郎氏が初めて出馬を表明した。4日に大分で開かれた九州地区連合歯科医師会協議会の来賓あいさつで述べたもので、九地連は7月10日に出馬要請書を送付していた。

歯が命アワードに宇宙飛行士の野口さん

健康的で美しい歯を持ち、自身の活動や生き方も輝いている人を表彰する「歯が命アワード」(主催・サンギ)の2018年受賞者に、JAXA宇宙飛行士の野口聡一さんが選ばれた。

日歯、厚労相に予算等で要望

日本歯科医師会の堀憲郎会長は7月30日、平成31年度制度・予算に関する要望書を加藤勝信厚労大臣に手渡した。同31日にプレスリリースで公表した。

「よ坊さん」がゆるキャラグランプリに初エントリー

日本歯科医師会のPRキャラクター「よ坊さん」が「ゆるキャラグランプリ2018」にエントリーしている。同イベントへの参加は初めて。投票期間は8月1日から11月9日まで。

詳細はウェブサイト(http://www.yurugp.jp/)を参照。

日歯、アニメ映画とコラボポスター

「夏に限らず、歯の定期健診は忘れないでね。」―8月17日から公開されるアニメ映画「ペンギン・ハイウェイ」と日本歯科医師会がコラボレーションしたポスターが、7月26日の日歯定例記者会見で紹介された。

堀日歯会長、文科相に大学補助金等で要望

日本歯科医師会の堀憲郎会長は、文科大臣に対して「私立歯科大学と国立大学歯学部に対する補助金等の充実」「歯科のキャリアパスの拡充の議論を始める場の創出」「歯科衛生士、歯科技工士の人材確保に向けた取組み」の3点について7月19日に要望してきたことを、同26日の定例記者会見で報告した。

医療機関ごとでの消費増税への補填率にばらつき

厚労省は7月25日に省内で開いた「診療報酬調査専門組織 医療機関等における消費税負担に関する分科会」で、消費税率8%移行後に調査した平成28年度の補填状況を報告。結果、病院85%、一般診療所111.2%、歯科診療所92.3%、保険薬局88.3%と、医療機関の種別ごとの補填率にばらつきが生じているのが分かった。

関東地区歯役員連絡協議会で組織力強化など議論

平成30年度関東地区歯科医師会役員連絡協議会(当番県・東京都歯科医師会、山崎一男議長)が2日、東京都千代田区のホテルメトロポリタンエドモントで開かれた。「次世代に繋げる歯科医師会の役割─組織力強化を目指して」をメーンテーマに、会員情報管理や入会促進対策、30年度診療報酬改定について第1分科会で、障害者歯科保健の充実や歯科衛生士の活用と復職支援について第2分科会で、医事紛争への対応や健康増進事業および各種調査の実施について第3分科会でそれぞれ協議し、全体協議会で報告があった。

医道審分科会で制度改正に向け議論開始

平成30年度医道審議会歯科医師分科会歯科医師臨床研修部会(第1回)が7月31日、東京都港区の三田共用会議所で開かれ、歯科医師臨床研修制度の次期制度改正についての議論がスタートした。

7月豪雨、22歯科医院で診療不可

日本歯科医師会が公表した平成30年7月豪雨の被害状況(7月25日時点)で、岡山と広島、愛媛の3県で少なくとも22の歯科診療所で診療不可となっていることが分かった。うち愛媛県の6軒は7月中に再開のめどがたっているが、残りの16軒は復旧の見通しが不明。

平成30年7月豪雨、被災地の現状と課題

西日本を広範囲に襲った平成30年7月豪雨で、警察庁によると7月30日時点の死者は15府県で計225人に上っている。歯科関係では、歯科衛生士が2人死亡し、全壊・流出や床上・床下浸水など歯科医院にも多くの被害が出ている。被害状況などを探るべく、豪雨から約2週間後の23~25日に岡山、愛媛、広島の3県を取材。一部現地を回り、各県歯の酒井昭則会長、是澤惠三会長、荒川信介会長に会員の被害状況や県歯の活動について聞いた。

広島県では24日現在で診療室の床下浸水が14軒、床上浸水が11軒、機械室のみ浸水2軒、一部損壊5軒、全壊・流出1軒。

愛媛県の診療所では床下浸水8軒、床上浸水10軒、機械室の浸水1軒、一部損壊1軒、その他22件などの被害を24日時点で確認。診療ができていない施設が現在10軒あり、うち6軒は7月中に再開のめどが立っている。

岡山県では、吉備地区真備町で、診療所が特別会員も含めて3軒、診療所兼自宅が2軒の計5軒が水没して、全壊・流出。ユニット等の歯科器材は全て使用不能で、診療ができず、復旧の見通しも不明な状況となっている。

かかりつけ歯科医、国民の63%が「いる」─日歯が意識調査

これまで歯科治療を受けた経験のある9,240人の中でかかりつけ歯科医のいる人は全体の63%、うち60代は71.4%、70代は81.7%と年代が上がるにつれ、かかりつけ歯科医がいる割合が高かった─。

日本歯科医師会(堀憲郎会長)が7月20日に発表した「歯科医療に関する一般生活者意識調査」の結果によるもの。全国の15~79歳の男女1万人を対象に今年4月20~21日に実施。今回で7回目で、2005年からほぼ隔年で行っている。

フレイル市場、2025年で122億円と予測

高齢者人口の増加により拡大が予想される「高齢者/介護関連製品・サービス市場」の中で、栄養補給を必要とする人向けの食品や口腔保湿剤、口腔スポンジブラシ、口腔ウェットティッシュなどが該当する「フレイル関連」市場は2018年見込みで61億円、25年予測で122億円―。総合マーケティングビジネスの富士経済(本社・東京都中央区、清口正夫社長)が市場調査したもの。

中国で歯科医療機器市場が拡大

中国における歯科医師数は2012年から17年まで14万人で横ばいだが、歯科医療機器の市場規模は12年の4万5,600万㌦から18年の10万2,600万㌦と2倍を超え、さらに拡大する。経済産業省がまとめた医療国際展開カントリーレポートによるもの。

2016年度の特定健診、2,756万人が受診

2016年度の特定健康診査の受診者数は2,756万人で前年度から50万人増えた。特定健康診査・特定保健指導の実施が義務付けられたことを受けて毎年、厚労省が取りまとめて公表しているもの。

平成30年4月末で歯科診療所数68,742

厚労省の施設動態調査による平成30年4月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,742施設で、前月よりも14減少した。

前年同月比の全国の歯科診療所数の動向では、170施設減少。開設者別歯科診療所数の個人は661減、医療法人は494増となっている。

味覚で唾液の免疫力が変化─ミュンヘン工科大

クエン酸(酸味)、6-ジンゲロール(スパイシー)の味覚により、唾液中の抗菌酵素が増えて改質し、グラム陽性菌の増殖を抑える。ドイツ・ミュンヘン工科大学食物化学・分子感覚科学部門のMatthias Bader氏らが『J. Agric. Food Chem』66(22)号に論文発表した。

日本歯科専門医機構が設立記念講演会

日本歯科専門医機構(住友雅人理事長)は、設立記念講演会を7月28日、東京都千代田区の日本歯科大学生命歯学部九段ホールで開いた。テーマは「日本歯科専門医機構の果たすべき役割を語る」。

中学生100人が医師・歯科医を体験─東医歯大

東京医科歯科大学は7月31日、都内に在住・通学する中学生100人を対象に「医科歯科大 中学生医療体験教室」を同大講堂で開催した。参加した中学生は、「救命救急から訪問診療まで~脳卒中治療の流れを知ろう!」をテーマに、医科と歯科の連携による最新チーム医療について座学と体験型学習で学んだ。

第二種歯科感染管理者検定の資格取得目指す

今年度の診療報酬改定で院内感染予防に関する施設基準が保険導入され、歯科の感染に対する関心が高まっている。茨城県筑西市のつくば歯科衛生専門学校は、学生にNPO法人日本・アジア口腔保健支援機構(JAOS)主催の第二種歯科感染管理者検定の資格を取得させるため、日本初の講習会を7月26日に同校で実施した。講師は同機構理事で感染制御推進委員、主任インストラクターの島崎豊氏で、学生57人が参加受験した。

参院選比例代表、44都道府県が「高橋しんご氏」推薦へ

平成30年度関東地区歯科医師連盟役員連絡協議会(当番・東京都歯科医師連盟、大越壽和議長)が2日、東京都千代田区のホテルメトロポリタンエドモントで開かれた。第25回参議院比例代表選挙への対応を協議し、1都7県の連盟が全会一致で高橋しんご氏の推薦を決定。その場で日本歯科医師連盟の高橋英登会長に活動の支援等に関する要望書を手渡した。また、来賓あいさつした日歯連盟の高橋会長は、44都道府県歯連盟が高橋しんご氏の推薦を決定・内定している状況を明かした。なお、広島は現職の石井みどり氏、香川は木村義雄氏を推しており、島根は推薦者を表明していないとのこと。

九州地区の歯科医師連盟、高橋日歯連盟会長に続投要請

九州各県の歯科医師連盟会長が連名で、次期日本歯科医師連盟会長に現職会長の高橋英登氏が最適任として、立候補を要請しているのが分かった。

迂回寄付裁判、日歯連盟が控訴を理事会で決定

日本歯科医師連盟の高橋英登会長は、迂回寄付事件の裁判について「控訴した髙木幹正元会長と村田憙信元副理事長が両罰規定の対象であるため、われわれ日歯連盟としても控訴することを本日の理事会で最終的に決定した」と述べた。7月27日に東京都千代田区の歯科医師会館で行われた定例記者会見で語ったもの。

2018年7月