日本歯科新聞デジタル版を読む        

日歯と連盟「会長は別」

日本歯科医師連盟の高橋英登会長は、22日の理事会後の記者会見で日本歯科医師会会長予備選挙での当選に言及し、日歯と日歯連盟の関係について、歯車がかみ合っていない部分の解消のため、会長は別にするものの、連携の取れる体制にしたいとの考えを示した。

“国民皆歯科健診”法制化で山田議員「診療につながるよう準備」

国民皆歯科健診の法制化について、自民党のプロジェクトチーム(PT)事務局長を務める山田宏参議院議員は、21日に行われたPT役員会での議論について報告した。

「新執行部も重要な時期」-都道府県会長会議で堀日歯会長

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は17日、東京都千代田区の歯科医師会館で第135回都道府県会長会議を開いた。歯科のHPKIや医療計画、オンライン資格確認などへの対応、地域保健関係、厚生会員関係など各所菅から報告があった。

日歯事業 HPKIカード申請は132件

日本歯科医師会(堀憲郎会長)が2022年12月26日から始めている「HPKI需要検証事業」で、昨年末時点で132件の申請があり、そのうち、会員の歯科医師は1割ほど含まれている-。第135回都道府県会長会議で柳川忠廣副会長が報告したもの。

都道府県歯会長予備選・栃木県 前専務理事の大野氏が当選

任期満了に伴う栃木県歯科医師会の会長予備選挙が22日に行われ、前専務理事の大野克夫氏が当選した。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選・石川 現職の飯利氏が無投票で当選

任期満了に伴う石川県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が14日に締め切られ、26日の代議員会の承認を経て、現職の飯利邦洋氏が無投票で当選した。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選・富山 現職の山﨑氏が無投票で当選

任期満了に伴う富山県歯科医師会の会長予備選挙が24日に行われ、現職の山﨑安仁氏が無投票で当選した。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選・鳥取 現職の渡部氏が無投票で当選

任期満了に伴う鳥取県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が27日に締め切られ、現職の渡部隆夫氏が無投票で当選した。
6月の総会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選・愛媛 現職の橋本氏が無投票で当選

任期満了に伴う愛媛県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が20日に締め切られ、現職の橋本成人氏が無投票で当選した。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選・佐賀 現職の門司氏が無投票で当選

任期満了に伴う佐賀県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が2日に締め切られ、20日の会員協議会を経て、現職の門司達也氏が無投票で当選した。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選・長崎 現職の渋谷氏が無投票で当選

任期満了に伴う長崎県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が1月31日に締め切られ、2月25日の代議員会の承認を経て、現職の渋谷昌史氏が無投票で当選した。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選・鹿児島 現職の伊地知氏が当選を果たす

任期満了に伴う鹿児島県歯科医師会の会長候補予備選挙の開票が25日に行われ、現職の伊地知博史氏が当選した。6月の総会後の理事会で正式に決定する。

サイバーセキュリティ対策の強化を支援でセミナー/厚労省

厚労省は15日、「医療機関におけるサイバーセキュリティ対策セミナー」をウェブで開催した。

日歯に歯科の“リハ料”新設を要望-九地連協議会

令和4年度第2回九州地区連合歯科医師会協議会が18日、大分市のホテル日航大分オアシスタワーで開催された。令和5年度の事業実施計画と一般会計予算が原案通り承認されたほか、日本歯科医師会役員からの会務報告などが行われた。また、協議では歯科医師会館の建設費の総工費とその内訳、各種学会との連携について各県での情報共有や意見交換が行われ、診療報酬での医科に準じたリハビリテーション料新設についての要望が日歯に出された。

創立70周年を祝う-岐阜県・東濃地区歯連絡協

岐阜県の東濃地区歯科医師会連絡協議会(勝峰雄議長)は19日、同県多治見市のセラミックパークMINO国際会議場で創立70周年記念式典と国民皆歯科健診に焦点を当てたシンポジウムを開いた。

8020財団が小冊子で歯周病対策の情報発信

8020推進財団(堀憲郎理事長)は、小冊子『からだの健康は歯とお口から~歯周病対策で健康力アップ』を発行した。日本宝くじ協会の助成を得て作成したもので、「歯周病を知ろう」「歯周病対策」の2パートで構成されている。

「お口の健康管理センター」を開設へ-岡大病院

岡山大学病院は、歯科健診(歯科ドック)を通じた健康増進とバイオバンク登録による研究推進などを行う「お口の健康管理センター」を3月1日に開設する。

医療経営の研究助成-医療経営実践協会が公募

日本医療経営実践協会(吉原健二代表理事)は、第6回「医療経営に関する研究助成」の公募を開始した。助成対象は「懸賞論文」(賞金100万円)と「指定課題研究」(1件当たり50万~250万円)で、総額1千万円が上限。

思考や行動パターンで1年後の成績が予測可-医科歯科大学生を分析

1年後の成績は、思考や行動パターンで予測できる可能性がある-。東京医科歯科大学が医学部医学科の学生を対象に性格診断BIG5や行動特性(コンピテンシー)を計測・分析して明らかにしたもの。

自費診療のトラブル増加

矯正、インプラントを中心として、自費診療に関連した患者トラブルに歯科医院側の不安が広がっている。要因は、自費診療そのものの普及に加え、Googleなどへの口コミ投稿の広がりから、患者トラブルが重大な経営リスクに発展しかねない環境になってきたためだ。自費診療に関連した法律相談の費用をカバーする保険『クリニックシールド』を引き受けている、あおぞら少額短期保険(東京都中央区、森田智彦社長)によると、歯科医院に寄せられた患者からのクレームやトラブルは、「治療費の返金を求めるもの」や「認識違いによるクレーム」が多いという。

My Way 歯科界の活性化のため起業-宇野澤元春氏

「より良い歯科界にするためにはベンチャー企業が少なすぎる」と話すのは歯科医師でデンタルプレディクション社長の宇野澤元春氏。デジタル技術を活用し、歯科領域における教育・医療格差の改善を目指しており、これまで日本アイ・ビー・エムやソフトバンク、楽天モバイルなどと提携して、トレーニング用の模型やXR(VR・AR・MR)コンテンツ、IBMのAIプラットフォーム「Watson」を活用した歯科相談・受診支援、5Gによる遠隔教育・医療支援などの事業を展開してきた。同氏に起業した経緯や、ベンチャー企業が業界にもたらす影響などについて聞いた。

歯の再生企業に出資-小林製薬

小林製薬(本社・大阪市、小林章浩社長)は、毛髪と歯の再生事業を推進するオーガンテック(旧オーガンテクノロジーズ、本社・東京都中央区、小川美帆・近藤嵩社長)に出資し、再生医療分野の拡大を支援すると10日に発表した。

トルコ・シリア地震で1,320万円寄付-ナカニシ

ナカニシ(本社・栃木県、中西英一社長)は14日、トルコ・シリア地震の被災地での救援活動や復興支援に役立てるため、日本赤十字社を通じて10万USドル相当(1,320万円)を寄付すると発表した。

フィード等子会社に-アスクル

アスクル(本社・東京都江東区、吉岡晃社長CEO)は、子会社にフィード(本社・横浜市、山本道社長)などを持つ親会社のAP67(本社・東京都港区、喜多慎一郎社長)の発行済株式の85%を取得し、AP67を子会社化したと8日に発表した。

日歯会長予備選挙 高橋英登氏が当選

日本歯科医師会会長予備選挙の開票が14日に行われ、高橋英登氏が319票を獲得して当選した。選挙は代議員142人、選挙人492人の計634人による郵便投票で行われ、投票総数は630票、無効2票、有効投票数628票。柳川忠廣氏は283票、小林慶太氏は26票だった。

金パラ告示価格4月から3,391円

歯科鋳造用金銀パラジウム合金の告示価格が4月から1グラム3,391円と、現在よりも320円引き下げられる。2月15日の中医協総会で歯科用貴金属価格の随時改定について報告されたもの。

トルコ・シリア地震支援を呼び掛け-FDI

世界歯科連盟(FDI)は15日、FDIメンバーと世界各国の歯科医療従事者に向けて、トルコとシリアの国境地域で6日に発生した大規模な地震の被害に対する支援を呼び掛けた。

トルコ・シリア地震-日歯が義援金募る

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、6日に発生したトルコ・シリア地震により被災した人たちへの人道支援のため、緊急に義援金の募集を開始した。受付期間は3月31日までで、寄付予定先は「日本赤十字社2023年トルコ・シリア地震救援金」。

8020テレビでオーラルフレイル紹介

日本歯科医師会がホームページ内の「日歯8020テレビ」に動画「早く気づいて対策を!オーラルフレイル」を公開した。予防のための具体的な体操も紹介している。

「こども家庭庁」設置に伴い妊産婦の健診制度など要望-日歯

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、「こども家庭庁」の設置に伴い、妊産婦歯科健診制度の法制化や大学生らへの歯科健診制度の創設、小中学校でのフッ化物洗口の推進などを求める要望事項を、小倉將信内閣府特命担当大臣と茂木敏充「こども・若者」輝く未来創造本部本部長に提出した。16日に定例記者会見で山本秀樹常務理事が報告した。

“保健研究大会”輪番制に-日学歯

日本学校歯科医会(川本強会長)は15日、東京都千代田区の歯科医師会館とウェブで令和4年度加盟団体長会を開いた。会務や会計、行事、委員会の報告があった他、協議事項では全国学校歯科保健研究大会開催地の選定について、令和9年の第91回大会から7ブロックによる輪番制を導入するための規程改定案が示され、異論は出なかった。

日学歯会長予備選 副会長の柘植氏が無投票で当選

日本学校歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が13日に締め切られ、14日の資格審査を経て、現副会長の柘植紳平氏が無投票で当選した。15日に東京都千代田区の歯科医師会館とウェブで開かれた加盟団体長会で報告があった。

「大学生の調査研究」事業計画に追加へ-日学歯が加盟団体長会で報告

日本学校歯科医会は、令和5年度事業計画に新たに「大学生の歯・口の健康づくりにかかる調査研究」を盛り込む方向で準備を進めている。15日に東京都千代田区の歯科医師会館とウェブで開かれた加盟団体長会で長沼善美専務理事が報告した。理事会内で部会を立ち上げ検討していると明かし、「5年度は委員会として立ち上げ、調査や研究をして、(大学生への歯科健診法制化を)実現できるか諮っていきたい」と述べた。

都道府県歯会長予備選・茨城 現職の榊氏が無投票で当選

任期満了に伴う茨城県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が16日に締め切られ、現職の榊正幸氏が無投票で当選した。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選・岐阜 現職の阿部氏が無投票で当選

任期満了に伴う岐阜県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が16日に締め切られ、現職の阿部義和氏が無投票で当選した。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選・和歌山 現職の中西氏が無投票で当選

任期満了に伴う和歌山県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が15日に締め切られ、現職の中西孝紀氏が無投票で当選した。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選・徳島 現職の松本氏が無投票で当選

任期満了に伴う徳島県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が17日に締め切られ、現職の松本侯氏が無投票で当選した。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選・高知 現職の野村氏が無投票で当選

任期満了に伴う高知県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が6日に締め切られ、14日の理事会での承認を経て、現職の野村和男氏が無投票で当選した。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

「根面う蝕」の目標値を提案-厚労省

国の掲げる歯科疾患予防の目標「根面う蝕を有する者の減少」の指標として、「60歳以上における未処置の根面う蝕を有する者の割合」を5%にするとの目標値案が示された。10日にオンライン上で開かれた第16回「歯科口腔保健の推進に関する専門委員会」で厚労省から提案があった。

「医療データ利活用でグランドデザインを」-日本総研が提言

日本総合研究所(本社・東京都品川区、谷崎勝教社長)は9日、同社の健康・医療政策コンソーシアムの活動の中で「ヘルスケアデジタル改革ラウンドテーブル」(座長:森田朗東京大学名誉教授)が策定した医療データの利活用促進のための提言を発表した。

スポーツ歯学普及に努める-埼玉県歯が県スポーツ協会と協定

埼玉県歯科医師会(大島修一会長)は、マウスガードなどの普及に取り組む埼玉県スポーツ協会(大野元裕会長)とスポーツの振興に関する包括連携協定を1月29日付で結んだ。

「こども家庭庁」発足で歯科矯正の保険適用の充実要望-保団連

全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)は14日、「『こども家庭庁』発足にあたって、実効ある医療施策等の実現を求める要望書」を岸田文雄内閣総理大臣と小倉將信こども政策担当大臣に提出した。18歳までの医療費窓口負担無料制度の実現や、学校健診後の治療調査の実施・原因の究明、歯科矯正の保険適用などについても言及している。

日衛「歯科衛生推進フォーラム」地域での活動模索

日本歯科衛生士会(吉田直美会長)は、「令和4年度歯科衛生推進フォーラム」を12日にウェブで開催した。地域歯科衛生活動の指導者育成に寄与する目的で、厚労省による講演や青森県・岩手県・兵庫県・徳島県の歯科衛生士会による「地域歯科衛生活動」事業の取り組みが報告された。

う蝕予防効果が高まる歯磨き方法を共同開発-東歯大とイエテボリ大

歯磨剤を変えずにう蝕予防効果や薬効を高める歯磨き方法(PTD法)を、東京歯科大学衛生学講座講師の佐藤涼一氏と同大教授の杉原直樹氏が、スウェーデンのイエテボリ大学名誉教授のDowen Birkhed氏との共同研究により開発した。ブラッシング前に歯磨剤を低希釈の状態で歯間部に押し込み、その後普段通りに2分間磨くという方法。

日本小児口腔発達学会が設立“新たな小児歯科”提案

日本小児口腔発達学会(=NPD、井上敬介代表理事)は11日、東京都中央区のTKPガーデンシティPREMIUM京橋とオンラインで設立記念講演会開催した。大会テーマは「Growth Optimization 原因から考える口腔発達と未来~NPDが提案する新しい小児歯科医療のカタチ」で、子供を取り巻く問題として食や睡眠、口呼吸についての講演が行われた。

中高年の矯正に焦点にプレスセミナー-日臨矯

日本臨床矯正歯科医会(野村泰世会長)は1月23日、「中高年の矯正歯科治療-8020達成を目指して」と題したプレスセミナーを東京都千代田区の大手町サンケイプラザで開催した。

バイオフィルム透明化する技術-慈恵医大が開発

難治性感染症の発症や水浄化システムの機能低下などの原因となる微生物の集合体であるバイオフィルムを、内部の微生物が生きたままの状態で瞬時に透明にして深部を観察できる-。東京慈恵会医科大学細菌学講座の杉本真也准教授と金城雄樹教授が開発したもので、形成過程や抗菌物質の殺菌作用を詳しく解析できるようになり、バイオフィルムの新たな制御技術の開発につながる研究として注目される。

中部日本デンタルショーに1万50人が来場

第46回中部日本デンタルショーが18、19の両日、名古屋市中小企業振興会館 吹上ホールで開かれ、歯科医師ら1万50人が来場した。

沖縄県産黒糖の飴 唾液の分泌を促進-春日井製菓らが効果を確認

春日井製菓(本社・名古屋市、春日井大介社長)と前・鶴見大学歯学部教授でクレインサイエンス(本社・東京都中央区)社長の斎藤一郎氏は、ポリフェノールを多く含む沖縄県産黒糖を使用したキャンディの摂取が即時に唾液の分泌を促す効果があるとする研究データを発表した。

スタッフ教育や定着の秘訣テーマに特別対談-soeasy

「スタッフ教育と定着の秘訣」と題した新春特別対談を、soeasy(本社・東京都千代田区、飯尾慶介社長)が1月29日に開いた。「人財」をテーマに沼澤デンタルクリニック院長の沼澤秀之氏、歯科医師で、clapping hands社長の角祥太郎氏がスタッフの育成や歯科医院を魅力的にする経営方針などを語った。

東証スタンダードに上場 アソインターナショナルの阿曽敏正社長に聞く

アソインターナショナル(本社・東京都中央区、阿曽敏正社長)は昨年12月23日、東京証券取引所スタンダード市場に上場した。国内の歯科技工所が上場するのは初めてと言う社長の阿曽氏に上場することにした理由や今後の展開、歯科技工業界への思いなどについて聞いた。

部分床義歯 フルデジタルで製作-医科歯科大が共同研究で開発

これまで報告のない、過程をフルデジタル化した部分床義歯の製作方法を、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の金澤学教授らの研究グループが、キャノン電子と共同研究で開発した。

新型コロナ“歯科健診”で感染率低下-山梨県が検証結果を公表

山梨県内で、歯科健診を受けた人の新型コロナウイルスの感染率は5.2%で、県内全体の7.5%よりも低かった-。山梨県の臨時歯科健診事業の検証結果によるもので、9日に県が公表し、地元紙でも報じられ話題となっている。

覚せい剤所持で停止3年など歯科医6人に行政処分

厚労省は8日、同日の医道審議会医道分科会の答申を踏まえ、医師17人、歯科医師6人の行政処分を発表した。歯科の処分は「覚せい剤取締法違反、大麻取締法違反」で歯科医業停止3年、「公然わいせつ」で歯科医業停止3カ月、「傷害」で戒告が1人ずつ、「道路交通法違反」は3人いるが、歯科医業停止4カ月1人、戒告2人となっている。

6年度改定 医療技術評価法を議論

令和6年度診療報酬改定に向けた医療技術の評価方法等の案が、9日にオンライン上で開かれた診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会で厚労省から示された。

大規模災害を想定し身元確認など訓練-千葉県歯

千葉県歯科医師会(高原正明会長)は1月18日、警察や医師会など、関連機関と共に身元確認や遺族対応の訓練を行う「多数遺体取扱訓練」に参加した。千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市との共同訓練「9都県市合同防災訓練」の一環で行われたもの。

11月の歯科診療所数 前月より39減少の6万7,684施設

厚労省の施設動態調査による令和4年11月末現在の歯科診療所数は全国で6万7,684施設で、前月より39減少した。

都道府県歯会長予備選・秋田 現職の藤原氏が無投票で当選

任期満了に伴う秋田県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が2日、辞退届出が7日に締め切られ、現職の藤原元幸氏が無投票で当選した。
6月の総会後の理事会で正式に決定する。

家の周りにあってほしい「歯科」6.9%

家の周りにあってほしい病院で、「歯科」と答えた割合は6.9%に留まったが、3番目に多かった-。ナビット(本社・東京都千代田区、福井泰代社長)が運営する「Sohos-Style」のアンケート調査によるもの。

「閉塞感払うリーダー望む」-都歯連盟新年会で 大越会長

東京都歯科医師連盟(大越壽和会長)は2日、東京都千代田区のホテルメトロポリタンエドモントで新春時局講演会・令和5年新春賀詞交歓会を開いた。

新春に議員らと交流-神奈川県歯連盟

神奈川県歯科医師連盟(鶴岡裕亮会長)は2日、横浜市のロイヤルホールヨコハマで新春の集い2023を開いた。自由民主党の衆参国会議員、県議会議員・候補予定者が多数集まり、統一地方選挙などを見据えて県内の連盟関係者と親睦を深めた。

法人設立40周年式典で節目祝う-東京都歯科衛生士会

東京都歯科衛生士会(藤山美里会長)は5日、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷で法人設立40周年記念式典・祝賀会・講演上映を開いた。

柔らかい歯肉が炎症を誘発-東北大の研究グループが解明

歯肉が柔らかいと炎症を引き起こしやすく、歯肉線維をつくりにくい状態になる―。東北大学大学院歯学研究科分子・再生歯科補綴学分野のWatcharaphol Tiskratok大学院生(博士課程)、山田将博准教授、江草宏教授らの研究グループが明らかにしたもの。

新う蝕予防法を公表-医科歯科大

東京歯科大学衛生学講座講師の佐藤涼一氏、同講座教授の杉原直樹氏は、新たなう蝕予防法として①「ナノ粒子卵殻由来アパタイト(BioHap)と高濃度フッ化物の併用」、②「モノフルオロリン酸ナトリウム(MFP)の活用」について公表した。従来のフッ化物歯面塗布(APF法)よりも脱灰抑制効果が高い方法、効果のメカニズムが異なる方法となることから、プロフェッショナルケアの選択肢が広がる研究として期待がかかる。

「歯科医療とAI白書」-FDIが発行

世界歯科連盟(FDI)は1月31日、人工知能(AI)の歯科医療における発展の可能性、考慮すべきリスクなどをまとめた『歯科医療とAI白書』の発行を公表した。

医療系ベンチャーを支援するシンポ-厚労省

厚生労働省は2、3の両日、東京都港区の虎ノ門ヒルズフォーラムとオンラインで、医療系ベンチャーを支援するシンポジウム、ジャパン・ヘルスケア・ベンチャー・サミット2022(JHVS)を開催した。

令和3年生産金額 医療機器2兆6,019億円、「歯科用金属」は1,072億円

令和3年の医療機器全体の生産金額は2兆6,019億4,700万円で、前年に比べ8.4%(2,013億8,300万円)増加した。歯科のトップは「歯科用金属」1,072億6,800万円で、前年に比べ7.2%(71億7,900万円)増、2位の「歯科用接着充填材料」は389億6,800万円で前年に比べ32.7%(95億9,900万円)増、3位の「歯科用ユニット」は206億9,800万円で、前年に比べ20.7%(35億5,300万円)増加した。厚労省がまとめた「令和3年薬事工業生産動態統計年報」によるもので、昨年12月23日に公表している。

『「なんとなく不調」がスッキリする!舌はがし健康法』の著者に石塚氏に聞く

「姿勢・呼吸・睡眠は『舌の位置』で劇的に変わる」。これは石塚ひろみ氏の『「なんとなく不調」がスッキリする! 舌はがし健康法』(晶文社)という本のサブタイトルである。高齢者歯科、訪問診療にも力を入れながら発達障害や医療的ケア児の診療に取り組んでいる石塚氏によれば、「くいしばりと低位舌がなければ歯医者はいらない」のだという。舌の位置が原因で口呼吸やくいしばりの弊害があると話す同氏に舌に関する本を出版した狙い、歯科診療の現場での具体的な活用方法などについて聞いた。

音声で入力できる電子カルテ-東和ハイシステムらが3月発売

東和ハイシステム(本社・岡山市、石井滋久社長)と日立製作所(本社・東京都千代田区、小島啓二社長兼CEO)は、AIを活用した音声認識対応の歯科医院向け電子カルテシステム「Hi Dental Spirit AI-Voice」を共同で開発し、3月上旬から販売を始める。7日に東京証券取引所の会議室で開かれた記者会見で発表した。音声による電子カルテ入力や画面操作が行える歯科用電子カルテシステムは歯科界初という。

妊娠時の低酸素状態が子供の代謝異常に関係-医科歯科大らが解明

妊娠時に閉塞性睡眠時無呼吸症などで低酸素状態になると、子供の成長期における有酸素運動能の低下や、骨格筋での糖・資質代謝異常、血管密度の減少を引き起こし、生活習慣病の発症に影響する可能性がある-。東京医科大学病態生理学分野の林由起子主任教授らと東京医科歯科大学咬合機能矯正学分野の小野卓史教授らの共同研究によるもの。

嚥下改善効果を確認 とろみ付き炭酸飲料

とろみの付いた炭酸飲料には嚥下改善効果がある-。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の戸原玄教授、中川量晴准教授、吉見佳那子特任助教、齋木章乃大学院生らが国立長寿医療研究センターと共同研究で明らかにした。

2月は「全国生活習慣病予防月間」-小林日歯大教授が「たばこと歯周病」で講演

日本生活習慣病予防協会(宮崎滋理事長)は、2月の「全国生活習慣病予防月間」に合わせて、1日からホームページ上で市民公開講演会を開いている。「たばこに関する新たな問題~環境破壊と新型たばこ」「高血圧と喫煙をめぐって」「たばこと歯周病」「新たな禁煙治療法~オンライン診療と禁煙アプリ」の四つの講演と総合討論「たばこは万病のもと」の動画を公開。

日歯会長予備選挙 3候補者が都歯で立会演説会

東京都歯科医師会主催の「日本歯科医師会会長予備選挙における立会演説会」が1月30日、東京都千代田区の歯科医師会館で開かれ、3人の候補者がそれぞれの施策などを改めて主張した。都歯の会員に選挙だけでなく、歯科医師会の活動にも理解を深めてもらう目的で行われたもの。各氏の演説後、都歯からの質問①「保険診療の点数は全国一律だが、経費においては地域格差が生じている。地域格差に対応する手立てをどのように考えているか。また、自費診療の治療をなるべく保険収載していくのか、混合診療として差額徴収を行うのか今後の方向性を聞きたい」、②「今後は日本の人口が減少し、歯科疾患も減る中、我々歯科界がどのように生き抜いていけばよいと考えているか」、③「今後の国民皆歯科健診への方向性をどう考えているか」に対して各氏が回答した。

第8次医療計画の検討会が新興感染症対応を議論

厚労省の「第8次医療計画等に関する検討会」が2日、オンライン上で開かれ、6事業目(新興感染症対応)の医療計画策定等への対応の方向性案が示された。都道府県と医療機関との協定締結を円滑に進めるため、病床、発熱外来、自宅・宿泊療養者・高齢者施設での医療提供、後方支援、人材派遣などについて議論。日本歯科医師会副会長の佐藤保構成員は、直接感染症治療を行う立場ではないと前置きした上で、宿泊療養者への遠隔診療などを今後検討するための調査研究の必要性などを訴えた。

都道府県歯会長予備選・北海道 現職の藤田氏が無投票で当選

任期満了に伴う北海道歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が2日に締め切られ、現職の藤田一雄氏が無投票で当選した。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選・山梨 吉田前副会長が無投票で当選

任期満了に伴う山梨県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が3日に締め切られ、前副会長の吉田英二氏が無投票で当選した。
6月の総会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選・長野 現職の伊藤氏が無投票で当選

任期満了に伴う長野県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が2日に締め切られ、現職の伊藤正明氏が無投票で当選した。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選・新潟 現職の松﨑氏が無投票で当選

任期満了に伴う新潟県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が2日に締め切られ、現職の松﨑正樹氏が無投票で当選した。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選・島根 現職の内田氏が無投票で当選

任期満了に伴う島根県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が1日に締め切られ、現職の内田朋良氏が無投票で当選した。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

法人化と新年を祝う-医科歯科大歯科同窓会

東京医科歯科大学歯科同窓会(浅野正樹会長)は1月29日、東京都千代田区のホテルメトロポリタンエドモントで「一般社団法人化記念 新年賀詞交歓会」(講演会・親睦会)を開いた。

「未入会対策が必要」-東京都日本歯科大学校友会新年会で渡邉会長

東京都日本歯科大学校友会(渡邉儀一郎会長)は1月28日、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで令和5年新年賀詞交歓会を開催した。

美と歯のコンテスト 学生部門の投票受付中-熊本県歯

「熊本県歯科医師会は笑顔のあなたを応援します!」をキャッチフレーズとした「2022年度Beauty×Teethコンテスト【大学・専門学生部門】」の一般ウェブ投票が13日まで行われている。

令和4年10月の歯科医療費・社保 件数0.9%増、点数0.3%減

社会保険診療報酬支払基金による令和4年10月診療分の歯科の件数は1,350万9千件、点数は165億5,161万9千点で、前年同月に比べ件数は0.9%増加、点数は0.3%減少した。

令和4年10月の歯科医療費・国保 市町村の金額4.4%減少

国保中央会がまとめた令和4年10月診療分の歯科医療費は市町村が590億円で、対前年同月比で4.4%減少。組合は49億円で2.1%減少。後期高齢者は607億円で2.3%増加した。

DHAが骨吸収などを抑制-東北大らが解明

ドコサヘキサエン酸(DHA)が、炎症性サイトカインのTNF-αで誘導される破骨細胞形成と骨吸収を抑制する-。東北大学大学院歯学研究科顎口腔矯正学分野 Jinghan Ma大学院生、北浦英樹准教授、溝口到教授の研究グループが明らかにしたもの。

口腔と認知症テーマに県民向けシンポジウム-奈良県歯

奈良県歯科医師会(末瀬一彦会長)は、1月22日に奈良春日野国際フォーラム─甍─で、「お口の健康から考える認知症」をテーマに、令和5年奈良県民新春公開シンポジウムを開催した。

韓国の歯学生が最先端の研究学ぶ-鹿児島大が体験会

鹿児島大学(佐野輝学長)は、「韓国の歯学生が鹿児島大で歯科医療の最善線を学ぶ~歯学分野から築く日韓友好の懸け橋」と題した最先端歯科研究を学ぶ科学技術体験プログラムを1月23日から5日間行った。

2022年版『産業ビジョン』-日歯・学会・商工協会

『新歯科医療機器・歯科医療技術産業ビジョン-健康長寿社会の実現に向け躍動する日本発歯科医療機器・歯科医療技術』の2022年版が昨年末に発行された。日本歯科医師会と日本歯科医学会、日本歯科商工協会により構成される歯科医療技術革新推進協議会(興地隆史座長)編。

令和3年 歯科の輸入金額「エンジン」240億6600万円

輸入金額が高い歯科の医療機器・材料は「歯科用エンジン」240億6,606万1千円(※逆輸入118億4,088万4千円)がトップで、次いで「義歯床材料」87億9,190万8千円(※逆輸入3億3,471万円)、「歯冠材料」41億5,414万6千円(※逆輸入17億1,753万2千円)だった。厚労省がまとめた「令和3年薬事工業生産動態統計年報統計表」によるもので、昨年12月23日に公表している。

3年ぶりの新年会開催-神奈川歯科用品商組合

神奈川県歯科用品商協同組合(伊藤信之理事長)の新年会が1月26日、横浜市のヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルで開催された。

3年ぶりに新春懇談会-日本歯学図書出版協会

日本歯学図書出版協会(白石泰夫会長)は2日、東京都文京区の東京ドームホテルで、令和5年新春懇談会を開いた。懇談会の開催は3年ぶり。

在日執行委員長にトムセン氏が就任-PhRMA

米国研究製薬工業協会(PhRMA)の在日執行委員会の委員長に、今年1月1日から新たに日本イーライリリー社長のシモーネ・トムセン氏が就任した。PhRMAが昨年12月6日に発表した。

インタビュー「歯科医師が参加する意義は」-4月に第31回日本医学会総会

第31回日本医学会総会2023東京(春日雅人会頭)が4月21日から3日間、東京都千代田区の東京国際フォーラムなど都内会場およびウェブ配信で開かれる。大会テーマは「ビッグデータが拓く未来の医学と医療~豊かな人生100年時代を求めて」で、歯科に関する特別講演やシンポジウム、市民向けセッションなども行われる。歯科の部門の企画に携わった日本歯科医師会の尾松素樹常務理事に、総会や歯科関連演題の概要、歯科医師が参加する意義などについて聞いた。

執筆者ら交流深める『歯科プロサポーター』

さまざまな専門分野から歯科医院経営を支援する「歯科プロサポーター」の交流会が1月25日、東京都千代田区の日本歯科新聞社セミナールームとオンライン上で開催された。
『「歯科プロサポーター」24人に聞いた よくある経営の悩みと解決法』(小畑真監修、『アポロニア21』編集部編集、日本歯科新聞社、2022年)で執筆した専門家らが参加。