日本歯科新聞

2020年民法改正で「カルテ保存20年が望ましい」

2020年4月の民法(債権関係)の改正に伴い、カルテやレントゲン等の情報を20年間保存した方が望ましくなる―。20日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた日本歯科医師会の都道府県歯科医師会医療管理担当理事連絡協議会で三井博晶常務理事が報告したもの。

口腔インプラント治療危害の相談は5年で409件

口腔インプラントにより危害を生じたという相談が、2013年度から約5年間で409件寄せられていると、国民生活センターが14日に公表した。

衛生士の確保や外国人対応を協議

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、都道府県歯科医師会医療管理担当理事連絡協議会を20日、東京都千代田区の歯科医師会館で開き、歯科衛生士の人材確保や外国人患者への対応について協議をした。特に外国人対応では、「訪日外国人観光客患者等の受診状況等に関する調査結果」を示し、政府が開発を進めている多言語音声翻訳システムの紹介や、日歯が作成したコミュニケーション•シートおよび問診票の活用方法などが示された。

検体検査や医療放射線管理などを三井常務が報告

日歯の三井博晶常務理事は、医療管理•税務関係報告で、昨年12月施行の「検体検査の精度管理」や、来年4月1日から求められる「医療放射線の適正管理」などについて説明した。

西日本豪雨被害3県の日歯会員、全医院が診療再開

昨年7月の西日本豪雨から約8カ月で、被害にあった岡山、広島、愛媛の全ての歯科医師会会員の医院が診療を再開したことが分かった。

ゲーム感覚で歯科知識学ぶ─8020財団

ゲーム感覚で歯科の知識を学び、認定する「目指せ!歯磨きマイスター」検定を盛り込むなど、8020推進財団(堀憲郎理事長)のホームページが近々リニューアルする。普及啓発事業の見直し•整備の一環で、19日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた第16回評議員会で報告があった。

神奈川県•副会長の松井氏が無投票で当選

任期満了に伴う神奈川県歯科医師会の会長予備選挙で、15日に立候補届出が締め切られ、現副会長の松井克之氏が無投票で当選を決めた。

日歯会員有功章に4人

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、会員有功章授賞式を15日に東京都千代田区の歯科医師会館で開いた。平成30年度の受賞者は4人。

「困難なる環境の中で、30年以上診療に従事し、地域社会の歯科保健衛生の向上に特に著しい功労があったと認められる者」の第4条第1項第一号該当者に沖縄県の上原淳氏、「昭和22年11月以降、都道府県歯科医師会会長又は本会役員を15年以上、郡市区歯科医師会会長又は本会代議員を20年以上及び都道府県歯科医師会役員、本会役員、郡市区歯科医師会会長、本会代議員を通算25年以上勤め、本会在籍35年以上又は70歳以上の会員で特に社会福祉の向上に貢献があったと認められる者」の第4条第1項第三号に富山県の山﨑安仁氏、大阪府の藤原一成氏、兵庫県の澤田隆氏が選ばれた。

「口腔機能維持•回復」プロジェクトの成果報告─昭和大

昭和大学歯学部(宮﨑隆歯学部長)は、文科省の私立大学戦略的研究基盤形成事業「口腔機能維持•回復のための集学的研究開発拠点の形成」プロジェクトの成果報告シンポジウムを16日、東京都大田区の同大歯科病院で開いた。プロジェクトは平成26年から行っているもので、文科省事業としては最後の年度を迎えた。

歯の神経死滅の仕組みを九大らが解明

九州大学大学院歯学研究科の西村英紀教授らのグループが、歯の神経が短期間で死滅する仕組みを解明した。歯の神経に存在する細胞が弱いストレスを受けると、ストレス顆粒を細胞内で形成し、細胞外微粒子に内包されて分泌され免疫細胞に働きかけて強烈な炎症反応を引き起こすというもの。

同研究成果は英国の学術誌『Scientific Reports』オンライン(3月7日)で公開された。

日臨矯、震災孤児ら無償で治療

日本臨床矯正歯科医会(稲毛滋自会長)は、東日本大震災で孤児•遺児となり、新規に矯正歯科治療を希望する人を無償で治療する平成31年度「震災孤児•遺児支援事業」を4月1日から実施する。

支援事業に関する問い合わせは事務局TEL03(3947)8891まで。

Danaherからカボらデンタル部門が分離独立

Danaher Corporationはデンタル部門を分離独立し、同部門は今年下半期をめどに、歯科事業の新たな米国上場会社としてスタートする。子会社のカボデンタルシステムズジャパン(本社•東京都品川区、坂野弘太郎社長)が発表した。

第112回歯科国試の合格率は63.7%

厚労省は18日、第112回歯科医師国家試験の合格者を発表した。出願者3,723人、受験者3,232人、合格者は2,059人で、合格率は昨年より0.8ポイント低い63.7%だった。

日歯が臨時代議員会

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は14、15の両日、東京都千代田区の歯科医師会館で第189回臨時代議員会を開いた。平成31年度の事業計画や入会金及び会費の額、収支予算の件など全4議案を賛成多数で可決した。

堀会長は冒頭あいさつで、会長予備選挙での当選について、「現執行部にとっても、外で堂々と振る舞い発言するだけの力を数字で頂戴したとありがたく受け止めている」と選挙人の理解に感謝の意を表し、期待に沿えるようにしっかりと取り組んでいきたいと述べ、「現執行部の任期は残り3カ月となり、代議員会も今回と6月のみとなりました。任期2年間の総括は6月の代議員会でコメントするつもりですが、取り組んでいる課題については丁寧にしっかりと最後まで仕上げて引き継ぎたいと思っています。次期会長予備選挙では選挙人の支持を得て当選させていただき、厚くお礼を申し上げます」と話した。

到達目標はコアカリと整合図る─臨床研修制度WG

歯科医師臨床研修制度の2021年度改正に向けた、第2回「歯科医師臨床研修制度の改正に関するワーキンググループ」(座長=一戸達也東京歯科大学教授•副学長)が4日に東京•新橋の航空会館で開かれた。

前回議論した同制度の現行の課題を踏まえ、到達目標の構成は卒前•卒後のシームレスな歯科医師養成を推進する観点から、歯学教育モデル•コア•カリキュラムとの整合性を図る方向性で検討すると決定した。また、その際の基本的枠組みとしては20年度改正に向けて改定された医師臨床研修の到達目標を参考にする。

長崎県歯、現職の宮口氏が当選

任期満了に伴う長崎県歯科医師会の会長予備選挙で、1人立候補していた現職の宮口嚴氏が16日の臨時代議員会で承認され当選した。

愛媛県歯、現職の是澤氏が当選

任期満了に伴う愛媛県歯科医師会の会長予備選挙で、17日に開票が行われ、常務理事の石﨑一成氏を抑えて、現職の是澤惠三氏が当選した。

被災地支援者の予防接種で保団連が要望

全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)は、「被災者及び被災地支援ボランティア等への公費による破傷風ワクチン接種等を求める要望書」を11日付で安倍晋三内閣総理大臣と根本匠厚労大臣宛に送付した。

「変化なし」74%、「採用した」15%─歯科技工所•職員数の変化と採用

直近3年間での職員数の変化について、歯科技工所の管理者429人から最も多かった回答は「変化なし」の74.1%で、歯科技工士の採用に至っては「採用した」は15.3%─。4日に開かれた第6回歯科技工士の養成•確保に関する検討会で、広島大学大学院准教授の田地豪氏が提出した「歯科技工業の多様な業務モデルに関する研究」の結果によるもの。直近3年間での売り上げ状況では「減少傾向」が53.9%と最も多く、次いで「変化なし」が24.8%という割合だった。

歯科技工士の離職理由上位「給与•待遇」と「仕事への不安」

歯科技工士を離職した理由で上位を占めたのは「給与•待遇の面」と「仕事内容への不安」、離職した年齢では20~30歳未満だった。

菌のゲノム情報から病原因子解析に成功

大阪大学大学院歯学研究科の山口雅也助教と川端重忠教授らの研究グループは、肺炎球菌のゲノムが進化する情報を調べて病原因子を解析することに、世界で初めて成功した。治療薬の開発には、ワクチンや抗菌薬などの薬剤の標的候補として、病原因子を決定する必要があるが、従来の手法だと解析時間とコストに問題があった。

同研究成果は英国科学誌『Communications Biology』オンライン(3月8日)に公開された。

米国高齢者の歯の欠損、貧困層は減少なし

アメリカにおける高齢者の歯の欠損は、非貧困層で減少傾向にあるが、貧困層では有意な減少は見られなかった。Dye BA.氏ら国立歯科顔面頭蓋研究所(NIDCR)の研究者が、アメリカ歯科医師会雑誌『JADA』2019年1月号に論文掲載したもの。

訂正

3月12日付8面「第1回オープンイノベーション大賞 GCらが選考委 特別賞」の記事で、「徳島大学口腔外科学教授宮本洋二氏」と、「GC取締役熊谷知弘氏」の写真説明が逆でした。お詫びして訂正いたします。

迂回寄付事件で日歯連盟は上告を断念

迂回寄付事件で控訴棄却となった日本歯科医師連盟が、上告を断念したことが分かった。日歯代議員会の来賓あいさつで高橋英登会長が報告したもの。

次期参議院選挙については、何らかの形で歯科医師を国会に送り出したいとの声が全国から挙がっているとして、機関として何か取り組みができるか検討していると述べた。

歯科の1日推計患者数は134万7,700人

平成29年患者調査による歯科診療所の1日推計患者数は、134万7,700人で、26年調査と比べて1万5,700人減少している。同調査は3年ごとに行うもので、厚労省が1日に公表した。

歯科診療所の在宅医療を受けたのは5万4,600人で、前回調査よりも1万4千人増加している。

中医協総会(3月6日開催)

中医協の総会が6日に東京•半蔵門のホテルグランドアーク半蔵門で開かれ、2020年度診療報酬改定に向けた検討の進め方、18年度診療報酬改定での経過措置を設けた施設基準等の取り扱いについて了承した。被災地での特例措置や選定療養に導入すべき事例等の提案•意見募集も報告され、日本歯科大学教授の田村文誉氏が1日付で専門委員に就任し、同総会に出席した。

大阪府歯が臨時代議員会

大阪府歯科医師会(太田謙司会長)の第236回臨時代議員会が2日、大阪市の府歯科医師会館で開かれた。協議では消費税10%時における「医療に係る消費税」への対応について、深田拓司専務理事が説明した。

冒頭あいさつで太田会長は、次期会長候補者選挙への立候補について「昭和58年に理事に就任してからの私の歯科人生も総まとめの時期に来ていると思うが、そのための時間をいただいたと思い、思い切って決めた」などと説明した。

深田専務理事が、消費税が10%となった場合の歯科に関わる対応を説明。代議員からは、診療報酬補填対応の継続や、人件費、材料費、外注費増加の十分な検証と対応などを求める声が寄せられた。

太田会長は、社会保険診療の非課税を除こうとする動きに対しては医師会と連携して注視し、時には意見を述べる必要性を強調した。

富山県歯、現職の山﨑氏が当選

任期満了に伴う富山県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が1日に締め切られ、現職の山﨑安仁氏が無投票で当選した。

鳥取県歯、副会長の渡部氏が当選

任期満了に伴う鳥取県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が1日に締め切られ、現副会長の渡部隆夫氏が無投票で当選した。

香川県歯、現職の豊嶋氏が当選

任期満了に伴う香川県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が1日に締め切られ、現職の豊嶋健治氏が無投票で当選した。

徳島県歯、現職の森氏が当選

任期満了に伴う徳島県歯科医師会会長予備選挙で、3日に開票が行われ、現職の森秀司氏が当選した。

山形県歯、専務の冨田氏が当選

任期満了に伴う山形県歯科医師会の会長予備選挙で、7日の臨時代議員会において1人立候補していた現専務理事の冨田滋氏の当選が決まった。

埼玉県歯、理事の大島氏が当選

任期満了に伴う埼玉県歯科医師会の会長予備選挙で、7日に開票が行われ、現理事の大島修一氏が、現専務理事の岩上榮吉氏を抑えて当選した。

岐阜県歯、現職の阿部氏が当選

任期満了に伴う岐阜県歯科医師会の会長予備選挙で、7日に開票が行われ、現職の阿部義和氏が当選を決めた。

三重県歯、副会長の大杉氏が当選

任期満了に伴う三重県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が7日に締め切られ、現副会長の大杉和司氏が無投票で当選した。

福井県歯、専務の山本氏が当選

任期満了に伴う福井県歯科医師会の会長予備選挙で、7日に立候補届出が締め切られ、現専務理事の山本有一郎氏が無投票で当選した。

滋賀県歯、副会長の中村氏が当選

任期満了に伴う滋賀県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が7日に締め切られ、現副会長の中村彰彦氏が無投票で当選した。

熊本県歯、副会長の伊藤氏が当選

任期満了に伴う熊本県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が8日に締め切られ、現副会長の伊藤明彦氏が無投票で当選を決めた。

沖縄県歯、現職の真境名氏が当選

任期満了に伴う沖縄県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が8日に締め切られ、現職の真境名勉氏が無投票で当選した。

福岡県歯、現職を抑え大山氏が当選

任期満了に伴う会長予備選挙で、9日に開票が行われ、前執行部専務理事の大山茂氏が現職の熊澤榮三氏を抑えて当選した。

愛歯技工専門学校、最後の卒業生が巣立つ

歯科技工の養成機関として大正14年に日本で初めて設立された愛歯技工専門学校(東京都板橋区、岡野京二校長)の平成30年度•79回目の最後の卒業式が、2日に同校で執り行われた。

歯科技工士の養成•確保の検討会で復職支援事業を議論

厚労省の第6回歯科技工士の養成•確保に関する検討会(座長=赤川安正昭和大学客員教授)が4日に東京•新橋の航空会館で開かれ、日本歯科大学東京短期大学学科長•教授の大島克郎氏と広島大学大学院准教授の田地豪氏が参考人として参加。就業状況や多様な業務モデルの調査•研究結果が報告され、歯科技工士の復職支援事業の実現に焦点を当て議論した。

保団連、医師の働き方で要望を提出

全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)は5日、医学部入学定員の増員や診療報酬等による過重労働への対処など「『医師の働き方改革』に関する要望」を竹田智雄政策部長名で根本匠厚労大臣に提出した。

埼玉県歯連盟が自民党議員と親睦を深める

埼玉県歯科医師連盟(飼馬直樹会長)は2月28日、「平成30年度デンタルミーティング」をさいたま市の浦和ロイヤルパインズホテルで開いた。

副会長の成田賢二氏はあいさつで、「埼玉県歯科口腔保健の推進に関する条例(施行日:平成23年10月18日)」をはじめ、「歯科口腔保健」の記載のある条例は施行予定も含め「県内63市町村のうち、26市12町(2月時点)まで広がった」と報告。

また、日歯会長の堀憲郎氏が「歯科医療の姿─これまでとこれから」と題し講演。公的医療制度の歴史を振り返るとともに、歯科特有の課題「損益の差額」「技術料評価の低さ」「初再診料の格差」「医療費動向にみる歯科医療費の沈滞」「産業界の沈滞」「高齢化に伴う疾病構造の変化と歯科医療」を指摘した。

アスリートトレーナー 山本義徳氏がフレイル予防の戦略語る

メジャーリーガーをはじめ数多くのアスリートのパーソナルトレーナーとして活躍中の山本義徳氏は、2月24日に開催されたDHP特別企画セミナー「噛む▼筋肉▼栄養▼食育▼健口~咬筋が幸筋に変わるとき」で講演し、「フレイル予防の戦略~運動と栄養の観点から」と題して話した。山本氏は筋力の衰えが体の健康にどのような影響を与えるか、そしてそれを改善し、肉体的、精神的、社会的な健康を維持する方法について実践を交えながら説明した。

30年12月の歯科診療所は6万8,544施設

厚労省の施設動態調査による平成30年12月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,544施設で、前月よりも53減少した。

前年同月比の全国の歯科診療所数の動向では、320施設減少。開設者別歯科診療所数の個人は729減、医療法人は412増となっている。

矯正中の笑顔を応援

矯正治療中の笑顔の写真を募る「第14回ブレーススマイルコンテスト」の表彰式が2月20日、横浜市のローズホテル横浜で行われた。第46回日本臨床矯正歯科医会神奈川大会の開催に伴うもので、最優秀賞「元気スマイル」の中島和葉さん、優秀賞「思いっきりわらう!」の伊藤心結さん、大会賞「夏休み 笑顔はじける湘南の海」の大塚志歩さんの受賞を称えた。

医科歯科大、歯学分野で世界10位に

東京医科歯科大学(吉澤靖之学長)が、英国の世界大学評価機関「クアクアレリ•シモンズ(QS)」の世界大学ランキング2019の歯学分野で世界10位(日本1位)にランクインした。

健康経営銘柄2019、歯科では花王とテルモ

経済産業省は2月21日、「健康経営銘柄2019」の選定企業37社を発表し、歯科に関連する企業としては花王とテルモが5年連続で選ばれた。また、「健康経営優良法人2019」では大規模部門821法人、中小規模部門2,503法人が認定され、三井化学やオムロンヘルスケア、グラクソ•スミスクライン、サンスター財団、ライオン、ロート製薬などが選定されている。

GCらが特別賞─第1回オープンイノベーション大賞

内閣府等主催の「第1回日本オープンイノベーション大賞」で、ジーシー(=GC、本社•東京都文京区、中尾潔貴社長)と九州大学、徳島大学の取り組み「骨置換型人工骨『サイトランス グラニュール』の開発•実用化」が選考委員会特別賞を受賞した。5日に東京都港区の虎ノ門ヒルズ森タワーで表彰式が行われた。

迂回寄付事件 髙木元会長らの控訴を棄却

日本歯科医師連盟の迂回寄付事件で、東京地裁から政治資金規正法違反の有罪判決を受けた髙木幹正元会長と、団体起訴の日歯連盟(高橋英登会長)に対する控訴審判決が5日にあり、東京高等裁判所(青柳勤裁判長)は、一審判決を支持して控訴を棄却した。髙木元会長側は即日上告している。

日歯連盟 次期会長の推薦は高橋英登氏のみ

日本歯科医師連盟の次期役員選出で、候補者の推薦届出が1日に締め切られ、会長候補者に現職の高橋英登氏のみの推薦があった。

光反応性物質に着目して口腔がんを鑑別

タレントの堀ちえみさんの口腔がん公表を受けて、歯科医院への受診•問い合わせが急増している。先進国の中で、唯一口腔がん患者が増えている日本において、歯科界では以前から早期発見•早期治療の重要性が叫ばれていた。しかし、目視できる場所にもかかわらず、上皮内がんや初期浸潤がんは肉眼では認知困難で、簡便で確実な早期発見ツールの開発が望まれていた。その期待に応え得る研究を鶴見大学歯学部口腔内科学講座の里村一人教授らが進めている。がん細胞のミトコンドリア内に蓄積される「プロトポルフィリンⅨ(PpⅨ)」に光を当てて反応させ、正常組織と鑑別するという手法だ。

都道府県会長会議で日歯役員らが報告

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、第127回都道府県会長会議を2月22日、東京都千代田区の歯科医師会館で開いた真。全国の医療計画における歯科の記載や、会費免除の対象に自然災害の被災者が盛り込まれたこと、日本産科婦人科学会との連携等についての報告があった。

◇2月時点で歯科専門医機構の社員は24団体

昨年4月に設立された日本歯科専門医機構(住友雅人理事長)の社員数は、2月12日現在で24団体。柳川忠廣副会長が報告した。

◇2月発生の北海道の地震で歯科の被害なし

2月21日に最大震度6弱を観測した北海道の地震で、22日正午現在では歯科医療機関の被害は確認されていない。村岡宜明専務理事が報告した。

◇会費免除規程に被災会員を対象に追加

日本歯科医師会の会費免除の対象として、従来の傷病、出産•育児に加えて「自然災害等の被災会員」が追加された。

◇外国人患者への対応ツール作成

急増する外国人患者に診療所で対応できるように、英語、韓国語、中国語の3言語で「コミュニケーション•シート」と「問診票」を日本歯科医師会が作成している。

なお、3月20日開催の医療管理担当理事連絡協議会で具体的な使用方法を説明する予定。

◇妊婦支援アプリで産科婦人科学会と啓発情報発信

日本産科婦人科学会が監修する妊娠•出産支援アプリ「Baby+」の中に、日本歯科医師会監修の啓発情報や、会員歯科医院の紹介•検索マップが盛り込まれる。小山茂幸常務理事が報告した。

茨城県歯、現職の森永氏が無投票当選

任期満了に伴う茨城県歯科医師会の会長予備選挙で、2月21日に立候補届出が締め切られ、現職の森永和男氏が無投票で当選した。

宮崎県歯、現職の重城氏が無投票当選

任期満了に伴う宮崎県歯科医師会の会長選定選挙で、立候補届出が2月26日に締め切られ、現職の重城正敏氏が無投票で当選した。

和歌山県歯、現職の中西氏が無投票当選

任期満了に伴う和歌山県歯科医師会の会長予備選挙で、2月27日に立候補届出が締め切られ、現職の中西孝紀氏が無投票で当選した。

厚労省が在宅医療の普及•啓発に向けてリーフレット案

厚労省の第5回全国在宅医療会議が2月27日に東京都港区の三田共用会議所で開かれ、国民への在宅医療に関する普及•啓発のために作成するリーフレット案が示された。

全歯連が通常総会

全国歯科医師国民健康保険組合連合会(=全歯連、山口誠一郎会長)の平成30年度第2回通常総会が2月27日、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷で開かれた。平成31年度事業計画、会費賦課ならびに徴収、歳入歳出予算の全ての議案が原案通り承認された。

フッ素で小児の中枢神経系の発達阻害

さまざまな環境化学物質が小児の中枢神経系の発達を阻害するが、その中には、う蝕予防への効果が期待されるフッ素も含まれる。ハーバード大学医学部精神神経科のDavid C. Bellinger氏が、水銀、鉛、ヒ素、フッ素、農薬など環境化学物質の影響のうち、小児の知的発達との関連について焦点を当て、これまでの研究をレビューした。「Pediatric Medicine」2018年12月号に論文掲載。

昭和大が長寿目指す研究報告

昭和大学は、平成30年度文部科学省私立大学研究ブランディング事業の研究成果報告会•シンポジウムを2月23日、東京都品川区の同大旗の台キャンパスで開いた。「医系総合大学の実績を基盤とした生体内レドックス制御機構解明と臨床応用―健康長寿に貢献する大学創成」が事業名で、医•歯•薬•保健医療学部、附属病院•附置研究所など全学を挙げて研究を推進している。発表のあった研究から特に歯科に関係するものを紹介する。

抗炎症性脂質レゾルビンD2が根尖性歯周炎の治癒促進

炎症を終息させる生理的な生体物質「レゾルビンD2」に、根尖性歯周炎の治癒を促進させる効果がある―。岡山大学大学院医歯薬学総合研究科歯周病態学分野らの研究グループが、「レゾルビンD2」を活用した歯内療法により、歯根の炎症を抑制するだけでなく、歯根尖の石灰化を誘導して閉鎖し、顎骨を再生することを明らかにした。同研究成果はスイスの国際学術誌『Frontiers in Immunology』オンライン版(2月6日)に掲載された。

社保•件数も点数も増加

社会保険診療報酬支払基金による平成30年10月診療分の総計確定件数は、9,652万4千件、点数1,524億2,294万8千点で、前年同月に比べ件数は7.4%、点数は6.8%それぞれ増加した。

歯科は1,229万6千件、148億5,567万1千点で、前年同月に比べ件数は6.5%、点数は7.9%増加した。

国保•市町村の金額は増加

国保中央会がまとめた平成30年10月診療分の総医療費は市町村国保と国保組合、後期高齢者を合わせて2兆3,643億円で、うち後期高齢者分は1兆4,151億円だった。

歯科医療費は市町村が644億円で、対前年同月比で1.1%増。組合は48億円で3.2%増。後期高齢者は560億円で10.5%増加した。

日歯連盟会見で高橋会長が全国行脚の進捗報告

日本歯科医師連盟(高橋英登会長)は2月28日、定例記者会見を東京•市谷の歯科医師会館で開いた。各都道府県歯連盟会長らとの意見交換等の全国行脚について、高橋会長は「会員の先生方からは『国会で活躍できる歯科医師出身の議員を輩出したい』との意見が多かった」と報告した。

島村大参院議員が「支払基金の統合」を説明

島村大参議院議員は、4月から法案審議に入る見込みの医療法改正について、社会保険診療報酬支払基金の47都道府県支部を経費削減の観点から統合する議論が出てくると説明し、理解を求めた。2月27日に東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷で開かれた全国歯科医師国民健康保険組合連合会の平成30年度第2回通常総会の来賓あいさつで述べたもの。